■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2013-10-23
| 【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。 | (1) (c___) (a____________) : 寒冷凝集 (2) (n______________) (m_____) (r_______) : 非脱分極性筋弛緩薬 (3) (p____________) (f____) : [神経]節前線維 (4) (m_________) (e____) : 投薬過誤 (5) (a_______) : 壁運動消失/アキネジア |
[解答]
| (1)cold agglutination | (2)nondepolarizing muscle relaxant |
| (3)preganglionic fiber | (4)medication error |
| (5)akinesia |
[出典] 麻酔科学用語集 第3版
| 【問題2】(心肺蘇生) 次のうち正しいのはどれか。 | ア:心肺蘇生時には一次救命処置(A・B・C)の開始と共に、初期量として0.5mol/kgの重炭酸ナトリウムの投与を行う。 イ:心マッサージの有効性の評価には、呼気終末二酸化炭素分圧の測定が有用である。 ウ:高血糖は脳浮腫を助長する。 エ:心肺蘇生にカルシウム薬は必須薬である。 |
[解説] 重炭酸Naを投与するとしても、有効性が証明されている除細動、心臓圧迫、換気補助、および薬物療法(エピネフリン、抗不整脈薬)が適用された後に、初めて投与すべきである。心停止や心肺蘇生のとき、心拍出量が大きいほど、呼気終末二酸化炭素分圧は高くなる。高血糖と脳虚血の組み合わせは、終局的な神経学的転帰を増悪させることが示唆されている。高血糖→嫌気代謝による乳酸産生→pH低下→神経障害増強。心肺蘇生時のCa投与は、脳・心に悪影響を与えるため、Caの適応は、高K血症、極端な低Ca血症、Ca拮抗薬の過量投与による心肺危機の場合に限られる。
[正解] (イ)、(ウ) [出典] 第30回麻酔指導医認定筆記試験:B30
| 【問題3】(心臓・血管) 心室頻拍の特徴として関係ないのはどれか? | 1) 融合収縮 3) リエントリー 5) 房室解離 | 2) 心室補足 4) 先行P欠如 |
[解説] 心室頻拍とQRS幅の広い上室性頻拍は、しばしばモニター心電図上では鑑別診断が難しく、wide QRS tachycardia と呼ばれる。心室頻拍の特徴は、洞結節に支配された心房のリズムと心室のリズムとの間にまったく関係がなく(房室解離)、先行P波が欠如しており、しばしば心房リズムが心室に伝導されて心室の興奮を引き起こす(心室補足)。またこの心室補足が心室固有の収縮と同期すると融合収縮が起こる。
[正解] 3 [出典] クリティカル記憶術2P263
| 【問題4】(心臓・血管) 肺塞栓の予防やDICの治療としてヘパリンによる抗凝固療法を行う場合には、次のうち何を指標にして行うか? | 1) 血小板凝集能 3) 出血時間 5) トロンボテスト | 2) PT 4) (A)PTT |
[解説] ヘパリンによる抗凝固療法を行う場合には、(A)PTTあるいはACTを指標にして行い、(A)PTTでは60~100秒、ACTでは200秒程度を目標として行なう。
[正解] 4 [出典] 研修医ノートP638
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