整形外科手術を受ける患者の患者管理鎮痛の影響

The impact of patients controlled analgesia undergoing orthopedic surgery.
Braz J Anesthesiol. 2016 May-Jun;66(3):265-71. doi: 10.1016/j.bjane.2013.06.023. Epub 2015 Apr 17.

・現在よくある筋骨格障害は、ますます外科的に治療されてきており、痛みは術後リハビリテーションにおける制限因子である可能性がある。患者管理鎮痛(PCA)は、痛みを制御するが、その副作用がリハビリテーションの邪魔をしたり、患者の退院過程を障害する可能性がある。この関連性を評価した研究はほとんどないので、本研究は重要となる。

・本研究の目的は、整形外科手術の術後に、PCA を使用した患者群と使用しなかった患者群で、疼痛、予定外の酸素投与の必要性、臥床期間、在院期間の点で、その転帰を比較することであった。

・これは、、2012 年 5 月から 8 月にアブレウドソドレー病院で実施された前向き観測研究である。データは、股関節全置換術(THA)、人工膝関節全置換術(TKA)、胸腰椎関節固定(long PVA)、頸椎関節固定術(cervical AVA)、腰椎関節固定術(lumbar PVA)を受けた患者群の評価とインタビューを通じて得られた。

・研究は、群間で若干の差を示した。すなわち、PCA なしで腰椎関節固定術を受けた患者は、PCA を使用した患者群と比べて痛みの程度が強く、また PCA なしで胸腰椎関節固定を受けた患者は術後早期に痛みの程度が強かった(p=0.03)。この後者の群では酸素 O2 を長い期間使用した(P=0.09)。

・本研究では、PCA は、腰椎 PVA を受ける患者で鎮痛に有用であり、おそらくは、胸腰椎関節固定群では、被験者が多いにもかかわらず酸素利用時間に影響を及ぼしたであろう。PCA の使用は、研究対象患者では、離床時間と在院期間に影響を及ぼさなかった。

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