ビデオ喉頭鏡検査のための新しいスコアリングシステムの開発と予備評価
麻酔法、困難度、合併症の明確な記載は、特に気道管理の分野における良好な麻酔診療の重要な部分である。ビデオ喉頭鏡を使用した挿管を Cormack & Lehane の点でのみ記述する現行の慣行は、無益で最悪の危険にさらされている。Cormack & Lehane スコアがビデオ喉頭鏡による挿管を記載するのに不十分であることに取り組むために、著者らは 3 つのパートからなる採点システムを提案する:視野、容易さ、使用器具 - フレマントルスコア(Fremantle score)。正常と困難気道をシミュレートしたマネキンで、利用可能な 4 種類のビデオ喉頭鏡を用いて、多様な麻酔科医群で本システムの予備評価を行ったところ、使いやすく、理解しやすく意義があることが示された。研究した 8 つの器具ととマニキンの組み合わせのうち 3 つで、ビデオ喉頭鏡視野は挿管の容易さと相関していた。これは、ビデオ喉頭鏡による挿管を記載するための代替手段の必要性を強く示している。著者らは、このビデオスコープのスコアリングシステムの開発が、ビデオ喉頭鏡による挿管の改善と患者ケアの改善の第一歩であると考えている。
【出典】
The development and preliminary evaluation of a proposed new scoring system for videolaryngoscopy.
Anaesth Intensive Care. 2012 Jul;40(4):697-701.
1) ビデオ喉頭鏡で得られた最良視野のスコア
喉頭圧迫の有無にかかわらず最良の喉頭視野を記録する。
F:全て = 喉頭入口部の全体が見えるとき。
P:部分的 = 声門構造の一部のみが見えるとき。
N:見えない = 喉頭構造が見えない場合、または喉頭蓋だけが見えるとき。
2)「容易さ」のスコア
1.容易 = ETT は、器具のメーカー指定の手法を使用して初回で通過。
2.変更あり = ETT は 2 回以上の試行、器具のメーカーが記載していない方法、補助用具(ブジーなど)の使用、のいずれかで通過。
3.不可能 = ETT が通過しない、またはこの方法はあきらめた。
3) 使用した器具とブレードの名前を記録
<実際の記録例>
例1) ペンタックス AWS スコープを使用して、声門の完全な視野が得られ、初回で他の操作を必要とせずに ETT が正常に通過すれば、スコアは「F 1 Pentax AWS」となる。
例2) GlideScope Ranger を使用して声帯の全体像が得られ、、ETT 通過に 2 回の試行が必要だった場合、スコアは「F 2 GlideScope Ranger」となる。
【出典】
The development and preliminary evaluation of a proposed new scoring system for videolaryngoscopy.
Anaesth Intensive Care. 2012 Jul;40(4):697-701.
1) ビデオ喉頭鏡で得られた最良視野のスコア
喉頭圧迫の有無にかかわらず最良の喉頭視野を記録する。
F:全て = 喉頭入口部の全体が見えるとき。
P:部分的 = 声門構造の一部のみが見えるとき。
N:見えない = 喉頭構造が見えない場合、または喉頭蓋だけが見えるとき。
2)「容易さ」のスコア
1.容易 = ETT は、器具のメーカー指定の手法を使用して初回で通過。
2.変更あり = ETT は 2 回以上の試行、器具のメーカーが記載していない方法、補助用具(ブジーなど)の使用、のいずれかで通過。
3.不可能 = ETT が通過しない、またはこの方法はあきらめた。
3) 使用した器具とブレードの名前を記録
<実際の記録例>
例1) ペンタックス AWS スコープを使用して、声門の完全な視野が得られ、初回で他の操作を必要とせずに ETT が正常に通過すれば、スコアは「F 1 Pentax AWS」となる。
例2) GlideScope Ranger を使用して声帯の全体像が得られ、、ETT 通過に 2 回の試行が必要だった場合、スコアは「F 2 GlideScope Ranger」となる。

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