結腸癌手術痛に対する予定された術後静脈内アセトアミノフェンの有効性

アセトアミノフェン10.png・結腸癌術後の疼痛を管理するために繰り返し鎮痛薬注入を使用する必要がある患者の臨床症例が頻繁に観察される。本稿では、硬膜外麻酔を用いた結腸癌手術で、術後の静脈内(IV)アセトアミノフェンの鎮痛頻度と安全性について検討する。

・大腸癌手術中に硬膜外麻酔を受けた患者のうち、28 人の患者からなるある群にアセトアミノフェンを投与したが、別の群の患者(30人)には投与しなかった。鎮痛剤使用に関連した術後の肝機能障害の発生とその頻度について、手術日から 2 日後まで両群を分析した。

・アセトアミノフェン注入患者群は、治療を受けていない群と比較して、鎮痛剤投与量を有意に減少させた(p=0.008)。さらに、アセトアミノフェン治療を受けた群の患者の有意に多くの患者で、アラニンアミノトランスフェラーゼのベースライン増加(p=0.043)が認められた。しかし、ほとんどの場合、増加率は軽度であり、患者は投薬を必要とせず、その後迅速に回復した。

・大腸癌手術後のアセトアミノフェンの定時的静注は、手術日から術後 2 日までの疼痛管理と術後不快感の軽減に効果的な方法であると結論付けている。

[!]:術後の硬膜外(局所麻酔+フェンタニル)鎮痛に 6 時間毎のアセトアミノフェン静注を加えても良さそうだな。

【出典】
Effectiveness of scheduled postoperative intravenous acetaminophen for colon cancer surgery pain.
J Pharm Health Care Sci. 2018 Jul 6;4:19. doi: 10.1186/s40780-018-0115-1. eCollection 2018.

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