研修医らの残業上限「年1900時間」とは、厚労省は何を考えているのか?

今朝の朝日新聞の第1面に、『研修医らの残業上限「年1900時間」』などという文字が書かれている。
厚労省が、研修医らには年1900時間以上の水準を検討している、というのだ。

数か月前から、そのような文言をちらほら耳にしたり、目にしたりしていたが、これほど本気なのだとは、開いた口が塞がらない。

一般労働者が「上限は最大年960時間」なのに~~~~~~~~~~~~!!!!!
研修医は「人間」じゃないのかい? サイボーグだとでも思ってんの?医師国家試験に合格できる人間は、時間外労働を一般労働者の2倍しても、過労にならない、自殺しない、身体的にも精神的にも強靭な人間だと思っているのか?

1900時間という残業がどんなに凄まじいものか分かってんのか!!?
普通の労働者が有給休暇を消化せずに、毎日残業せずに働いたら、1年間(52週)で、
52×5×8=2080時間
ほぼこれと同じくらいの時間を時間外労働・残業しても良いとは!逆に言うと普通のまじめな勤労者の2倍働いてもいいよ、ということだ。

1年間の病院の実働日(営業日)が250日、土日祝祭日が薬110日とすれば、営業日は毎日4時間の残業をして、まったく休暇なくて土日祝祭日も出勤して8時間労働する。
250×4+110×8=1880時間

これは、容認ではなく、「研修医という肩書きならば、どうぞ過労死自殺してください。」というようなものだ。
研修医から続々と自殺者が出ないと、厚労省の役人方にはどうすればよいのか分からないのだろうか?過労状態で医療処置をした結果、ミスを起こして患者が死亡するというようなことがクローズアップされないと分からないのか?

勤務医・研修医といえども、一般労働者と同様に「上限は最大年960時間」とするべきだ。それでこそ、医療現場の働き方改革が推進される。

研修医や勤務医も、一般労働者なのだ。その過労を防ぐための法律作りが、今回の安倍政権の「働き方改革」なのではないのか。逆に、現状を後押しするような法律では、「働き方改悪」法案だ。

厚労省のお役人さん、何もしなくてよいから、研修医が1900時間の残業をするのを、ずっと病院にいて、見守ってみてください。それだけで、普通の人は精神的に、肉体的に疲弊して死んでしまうのではないでしょうか?

<参照記事>
研修医らの残業上限「年1900時間」 厚労省が検討

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