■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2019/02/26




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (m_____) (i____________) : 僧帽弁閉鎖不全[症]

(2) (u______) (o_____) : 尿量

(3) (c_______) (b___) : 化学熱傷

(4) (b_____) (b___) : 緩衝塩基

(5) (____________a) : 身体失認


[解答]
(1)mitral insufficiency(2)urinary output
(3)chemical burn(4)buffer base
(5)asomatognosia


[出典] 麻酔科学用語集 第3版


■ これって常識? ■
急性心筋梗塞の入院後死亡率は,再灌流療法の導入により 7~10%に低下している

1)CCU(心臓集中治療室)が開設されるまでの急性心筋梗塞の入院後死亡率は30~40%.致死的不整脈の管理をCCUで行うことで,入院後死亡率は約20%程度に低下した.
2)ウロキナーゼ(UK,pro-UK)や t-PAによる血栓溶解薬による再灌流療法の導入により,死亡率はさらに低下し約15%となった.その後,緊急PTCA(direct PTCA)が積極的に導入され,死亡率は7~10%にまで低下した.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識 循環器編




【問題2】(心臓・血管) 次のカテコラミンのうち、心収縮力増強作用、血管拡張作用があり、頻脈化が少ないものはどれか?
1) ノルアドレナリン
3) アドレナリン
5) ドーパミン
2) ドブトレックス
4) イソプロテレノール


[解説] 各種カテコラミンの中でもっとも頻脈化作用の強いのはイソプロテレノール、もっとも利尿作用のあるのはドーパミン、心収縮力増強作用がもっとも強いのはアドレナリン(エピネフリン)、もっとも血管収縮作用の強いのはノルアドレナリン(ノルエピネフリン)である。血管拡張作用とともに心収縮力増強作用のあるものはドブトレックスである。β作用が主で、ドパミンに比べて頻脈、血管収縮および不整脈を生じにくい。心不全時の使用で心拍出量を増し、肺動脈圧を低下させる。耐性を起こしにくい。ショックや心不全時に用いられる。


[正解] 2 [出典] 研修医ノートP655




【問題3】(呼吸) 安静時の呼気の酸素濃度はどれくらいか?
1) 16~17%
3) 20~21%
5) 7~8%
2) 14~15%
4) 12~13%


[解説] 大気中の酸素濃度=吸入酸素濃度=21%、呼気=16~17%、その差=5%、一方二酸化炭素の吸入濃度=0%、呼気=平均4%でその差は4%(呼気終末炭酸ガス濃度=5%)。従って、(二酸化炭素/酸素)=4/5=0.8=呼吸商。糖質の呼吸商は1であり、呼吸不全患者に対する糖質のみの投与は二酸化炭素負荷を増大させることになる。呼気には十分量の酸素が含まれているので口対口人工呼吸も意味がある。


[正解] 1 [出典] 研修医ノートP236

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