筋弛緩拮抗のためのスガマデクス vs ネオスチグミンと術後肺合併症:多施設対応コホート分析

・非心臓入院手術を受ける成人患者の 5% は、大きな肺合併症をきたしている。著者らは、筋弛緩の拮抗(ネオスチグミン vs スガマデクス)の選択は、大きな肺合併症の発生率の低下と関連している可能性があると仮定した。 ・2014 年 1 月から 2018 年 8 月まで、米国の多施設周術期転帰群の病院 12 施設は、外科症例の多施設観…
コメント:0

続きを読むread more

■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/05/18

【問題1】(輸血) 次のうち誤っているのはどれか。 ア:等容量血液希釈による自己血輸血を行う場合、最初に採血した血液を最初に戻す。 イ:採血血液は速やかに冷蔵保存する。 ウ:血液希釈により血液粘度が低下し、心拍出量は増大する。 エ:正常心機能の患者では、ヘマトクリット10〜15%までは耐えられる。 オ:ヘマトクリット1…
コメント:0

続きを読むread more

ゼラチンによる輸液療法は、腎機能に有害な影響を与える可能性がある:観察試験

・本研究の目的は、心臓手術を受ける患者で合成コロイドヒドロキシエチルデンプン(HES)とゼラチン(GEL)による輸液療法が急性腎障害(AKI)の発生率と腎代替療法(RRT)の必要性に及ぼす効果を調査することであった。 ・大学病院での、心臓手術患者における前向き観察研究の二次分析である。本研究には 584 人の待機的患者(術前透析患…
コメント:0

続きを読むread more

三次大学病院での手術当日の待機的手術キャンセル理由の評価

・予定された待機手術の予期せぬキャンセルは病院にとって世界的な問題であり、病院の医療資源と人材の浪費を引き起こし、病院の効率を低下させる。本研究では、待機手術のキャンセルの原因を特定し、原因間の関係を調査しようとした。 ・後ろ向き的で記述的な単施設研究で、2015 年 1 月から 2015 年 12 月までに予定された 9566 …
コメント:0

続きを読むread more

スガマデクスで回復した高度筋弛緩とネオスチグミンで回復した中程度筋弛緩を比較した無作為化比較試験

・高度筋弛緩は、腹腔内手術中の腹部内圧を下げて手術条件を改善することを目的としている。回復の質に意義のある改善が覚醒を超えて発生するのか、腹腔内圧の低下が達成されるのかについての研究は対立している。 ・この実用的な無作為化試験では、待機的腹腔鏡手術を受ける成人は、1:1 の割り付けで、ネオスチグミンで拮抗された中程度の筋弛緩か、ま…
コメント:0

続きを読むread more

■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/05/15

■ これって常識? ■重症な感染症ほど「殺菌性の」抗菌剤を「大量に」投与せよ! 重症感染症においては, ○1βラクタム剤は投与回数を多くする(4,6または8時間毎,半減期の長いセフトリアキソンは12または24時間毎).これは血中および組織中薬剤濃度がMIC以上である時間を長くするためである. ○2アミノグリコシドやニューキノロ…
コメント:0

続きを読むread more

術中麻酔の引き継ぎに関連する有害転帰:系統的レビューとメタ分析

・麻酔診療の術中引継ぎが手術を受けた患者の有害転帰のリスクを高めるかどうかは不明である。この系統的レビューは、術中麻酔の引き継ぎと患者ケアの提供および患者の転帰との関連に関するエビデンスを統合することを目的とした。 ・これは系統的なレビューとメタ分析である。術中の麻酔の引き継ぎと手術を受けた患者の有害転帰との関連を調査した適格な研…
コメント:0

続きを読むread more

術中の呼気終末陽圧最適化が呼吸力学と炎症反応に及ぼす影響:無作為化比較試験

・傷害のない肺の患者でさえ、全身麻酔中に肺保護人工呼吸(LPV)を適用することが勧められている。ただし、大きな腹部手術を受ける患者で、呼吸力学、酸素化、炎症反応と術後合併症との潜在的な相関に対する個々の PEEP 最適化の効果は評価されておらず、標準的 LPV と比較されていない。 ・開腹膀胱全摘術を受ける 39 人の患者が本研究…
コメント:0

続きを読むread more

プロポフォール麻酔による眼圧上昇の軽減:メタ分析と試験逐次分析による系統的レビュー

・眼圧(IOP)亢進を抑制することは、術後の破滅的な術後視力喪失を回避するために重要である。IOP は、気腹による生理的変化や患者の体位、麻酔処方の差など、いくつかの要因の影響を受ける。本研究は、IOP に及ぼすプロポフォールベースの静脈内麻酔(TIVA)と揮発性麻酔の影響を調査することを目的とした。 ・2019 年 10 月以前…
コメント:0

続きを読むread more

■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/05/12

【トラブル・シューティング】〜麻酔緊急Vol.1p138 (硬膜外麻酔)『硬膜外麻酔時に誤って硬膜穿刺をした時の対策』 硬膜穿刺時の対処:(1)局麻薬を注入していない時:①脊麻に変更:高比重液局麻薬を通常より2割程度多めに注入、再び内筒針を刺して5分待ち、麻酔効果の出現を確認して硬膜外針を抜去する。②再試行:1〜2分節上下の…
コメント:0

続きを読むread more

声門上気道器具を使用した換気リークおよびシーリング圧に及ぼすロクロニウムの効果:無作為化臨床試験

・筋弛緩薬投与後の声門上気道器具の換気リークとシーリング圧の推移は不明である。ロクロニウムを 0.15 と 0.30 mg/kg 静脈内投与した後、シーリング圧の上昇により換気リークが減少すると仮定した。 ・40 人の患者を無作為に対照群またはロクロニウムの 2 群のいずれかに割り当てた。全身麻酔導入後、ロクロニウム投与前に i-…
コメント:0

続きを読むread more

筋弛緩薬の脊柱管誤投与:臨床的および人的要因の分析

・脊柱管麻酔または鎮痛中の薬物エラーはよく知られていない。本研究の目的は、脊髄または硬膜外麻酔中の筋弛緩薬(NMBD)の誤投与に関連する臨床転帰を検討し、そのような過誤の防止に役立つ人間の要因と戦略を調査することであった。 ・ヒトにおける NMBD の脊柱管投与の報告のレビューである。NMBD に関連する過誤の公開レポートについて…
コメント:0

続きを読むread more

脊髄損傷患者における下肢骨折の管理

・脊髄損傷(SCI)後の患者における下肢の低エネルギー骨折は、重要な管理課題を提示する。これは、三次紹介 SCI センターからの経験をレビューする最初のオーストラリアの研究であり、傾向を特定し、治療法の選択肢を提案することを目的としている。 ・下肢脆弱性骨折の治療を受けた SCI 患者の 5 年間にわたる後ろ向きレビューである。患…
コメント:0

続きを読むread more

困難気道管理に及ぼす呼吸保護具の影響:無作為化クロスオーバーシミュレーション研究

・現在の世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の健康危機は、急性気道管理中の臨床スタッフのための適正かつ適切な個人用保護具の重要性を強調している。本研究では、困難気道のシミュレーションシナリオにおいて、標準的空気清浄マスクと電動式空気清浄マスクの影響を比較している。 ・25 人の麻酔科医が、保護具なし(対照)、標準的…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2020/05/08

【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。 (1) (t______) (d_) (p______) : 多型性心室性頻拍/トルサード型心室頻拍/トルサード・ド・ポアント (2) (h_________) : 片側[運動]失調 (3) (c______) (d_________) (…
コメント:0

続きを読むread more

ビデオ補助胸腔鏡下肺葉切除術後の術後早期における胸部 X線異常に及ぼすスガマデクスの効果

・筋弛緩薬(NMB)の効果を拮抗するスガマデクスは、ピリドスチグミンなどの従来の拮抗剤よりも優れており、筋弛緩からの迅速かつ確実な回復を可能にする。本研究では、肺癌のビデオ補助胸腔鏡(VAT)肺葉切除術後にスガマデクス(S 群)とピリドスチグミン(P 群)との間で、術後早期胸部 X 線異常(CRA)の発生率を比較した。 ・大学医療…
コメント:0

続きを読むread more