テーマ:心臓手術

心臓手術後の回復促進を可能にするマルチモーダル鎮痛プロトコルの評価:患者転帰の後ろ向き分析

・研究目的は、人工心肺を必要とする患者で心臓手術後回復促進(ERACS)を可能にするためのマルチモーダル鎮痛プロトコル利用の影響を調査することであった。 ・提案されている ERACS バンドルで治療した患者を対応する対照群と比較して後ろ向き的に分析する単施設研究である。オンポンプ CABG に限定した待機的心臓手術を受ける合計 5…
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心血管手術後の脳血管自動調節とせん妄との関連についての前向き観察研究

・本前向き観察コホート研究の目的は、術後脳血管自己調節障害と心臓手術後のせん妄発症との間の関連性を評価することであった。これまでの研究では、人工心肺時の術中脳血管自己調節障害はせん妄と関連していることが示されている。しかしながら、術後の脳血管自己調節の変化とせん妄との関連は調査されていない。 ・ベースラインに認知機能障害や失語症の…
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心臓手術を受ける成人患者における肺動脈カテーテル使用:後ろ向き的コホート研究

・肺動脈カテーテル(PAC)の有用性およびその測定は、データ解釈と人的訓練を含む様々な要因に依存する。成人心臓手術での PAC の使用とその後の臨床転帰への影響との関連性を特定するために、この米国多施設後ろ向き的電子保健記録(EHR)データベース分析を実施した。 ・本コホート分析は、2011 年 1 月 1 日から 2015 年 …
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重症患者と心臓手術患者におけるせん妄予防におけるスタチンの役割:系統的レビューとメタ分析

・集中治療室でのせん妄予防におけるスタチンの役割を評価するデータは相反しており、限られている。 ・1975 年から 2015 年まで、文献の系統的レビューとメタ分析を実施した。スタチン使用者とスタチン非使用者とでせん妄発症率を評価した英語の全ての成人研究が含まれ、対照群なしの研究は除外された。Mantel-Haenszel モデル…
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心臓手術を受ける患者のせん妄後の認知機能低下

・せん妄は、心臓術後によく見られ、合併症率、死亡率、認知低下に関連付けられてきた。しかし、認知変化の程度、症状経過、影響を受ける可能性のある領域については矛盾する報告がある。著者らは、せん妄を有する患者が、せん妄を伴わない患者と比較して、心臓手術後 1 ヶ月と 1 年後に、より大きな認知低下をきたすであろうと仮定した。 ・人工心肺…
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心臓外科手術における脳梗塞と関連した術中低血圧閾値を明らかにする

・脳梗塞は、心臓手術を受ける患者の合併症率、死亡率、機能障害の主要な原因である。修正可能な周術期の脳梗塞リスク因子を特定することは、患者の転帰を改善する可能性がある。心臓手術を受ける患者の術中低血圧の重症度・持続期間と術後脳梗塞との間の関連性を評価した。 ・2009 年 11 月 1 日~ 2015 年 3 月 31 日に三次施設…
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心臓手術患者における早期 vs 後期気管切開術:12 年間の単施設経験

・研究の目的は、早期気管切開術が、後期気管切開術と比較して、心臓手術後の人工呼吸依存患者のより良好な転帰と関連するかどうかを評価することであった。 ・3 次医療センターの心臓外科集中治療室(ICU)での後ろ向き観察研究で、2004 年から 2015 年に心臓術後に気管切開術を受けた全患者を、気管切開の時期に従って、以下の 2 群に…
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高リスク心臓手術患者における周術期大動脈内バルーンポンプの効果:無作為臨床試験

・本研究の目的は、高リスク心臓手術患者における術前大動脈内バルーンポンプ使用の有効性を評価することであった。 ・サンパウロ大学心臓研究所での単施設無作為化比較試験と無作為化比較試験のメタ分析である。対象患者は、待機的冠動脈バイパス手術を受ける高リスク患者で、麻酔導入後執刀前に大動脈内バルーンポンプを挿入されるか、大動脈内バルーンポ…
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小児心臓手術患者で術後接合部異所性頻脈予防のデキスメデトミジンの有効性:系統的レビューとメタ分析

・異所性頻脈は、小児心臓手術後の重症頻脈性不整脈である。管理困難であり、有意な合併症率と死亡率と関連している。従来の非薬理学的および薬理学的対策は、限られた効果しか示さなかった。デキスメデトミジンはα2作動薬であり、最近、複数の研究で有効であることが示されている。メタ分析を伴う本系統的レビューの目的は、心臓手術後の小児患者の接合部異所性…
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心臓手術を受けた成人患者の予後に及ぼす制限的赤血球輸血の効果:無作為化比較試験のメタ分析

・制限的赤血球輸血戦略は、心臓手術を受ける患者では依然として議論の余地がある。著者らは、心臓手術を受ける患者における制限的赤血球輸血戦略の予後利益を評価するためにメタ分析を行った。 ・著者らは、2017 年 12 月 9 日まで、心臓手術を受けた患者で制限的輸血戦略 vs 非制限的赤血球輸血戦略を調査した無作為化臨床試験を同定した…
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経カテーテル大動脈弁移植患者におけるデキスメデミジン vs プロポフォールオピオイドの鎮静効果

・重症大動脈狭窄症患者の治療としての経大腿動脈大動脈弁移植(tf-TAVI)時に使用する異なる鎮静処方が提唱されている。本研究の目的は、デキスメデトミジン(DEX)とプロポフォール+オピオイド(PO)併用を、周術期ガス交換と循環動態補助に関して比較することであった。 ・tf-TAVI に際して DEX か、または PO のいずれか…
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心臓手術におけるバソプレッシン:無作為化比較試験のメタ分析

・研究目的は、心臓手術における昇圧剤としてのバソプレッシンの使用に関する無作為化比較試験の結果を要約することである。 ・待機的または緊急の心臓手術を受ける成人患者 625 人を対象として、アルギニンバソプレシン注入(n=313)か、または対照/標準治療(n=312)を投与された研究のメタ分析である。 ・周術期合併症と術後死亡…
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待機的心臓手術を受けた患者の術後腎機能における術中血清乳酸とヘモグロビン値との関係

・低リスクの待機的冠動脈バイパス移植術(CABG)患者における腎機能と術後転帰に及ぼす血清乳酸値とヘモグロビン値との関係を調べた。 ・待機的単独 CABG 患者において、術中ヘモグロビンと乳酸濃度を測定した。腎機能障害(前クレアチニン値>2mg/dL)を有する患者は除外した。乳酸、ヘモグロビンと、急性腎障害(AKI)との間の関連性…
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待機的オンポンプ式心臓手術を受ける中~高リスクの患者における GIK による心筋保護

・低心拍出量症候群は、心臓手術後の主な死因である。著者らは、オンポンプ式心臓手術を受ける中程度から高リスクの患者で心筋保護を増強するためのブドウ糖-インスリン-カリウム(GIK)の影響を評価しようとした。 ・大動脈弁置換術および/または冠動脈バイパス手術を予定した成人患者(Bernstein-Parsonnet score>7)で…
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小児心臓手術における急性正容量血液希釈の使用

・急性正容量血液希釈(ANH)は、出血量の多い手術を受ける小児集団で、周術期輸血の減少に安全かつ有効であると考えられている。著者らは、小児心臓手術患者で、ANH と同種血液製剤の術中使用との関連性を決定した。 ・これは、2013 年 11 月から 2014 年 11 月まで、人工心肺を使用して、心臓欠陥の外科的修復または苦痛緩和…
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εアミノカプロン酸は、小児開胸手術後の輸血を減らし、凝固試験を改善する:5 件の臨床試験のメタ分析

・人工心肺手術後の過剰な術後出血量は、特に先天性心疾患患者に共通の問題である。小児開心手術後の術後出血の予防的治療としてのεアミノカプロン酸(EACA)の有効性は決定されていない。このメタ分析は、小児開心手術後の出血および輸血の最小化と凝固試験の維持における EACA の有効性を調査するものである。 ・包括的文献検索を実施して、主…
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心臓手術患者における術中ミルリノンとドブタミンの比較:死亡率に関する後ろ向きコホート研究

・強心療法にはいくつかの選択肢があり、心臓手術に関連して使用されている。最適な治療法を選択するためには比較が必要である。デンマークでは、ドブタミンとミルリノンは、人工心肺後の低心拍出量症候群の治療に最も一般的に使用される 2 種類の強心薬である。本研究では、全死因死亡率をこれらの薬剤で比較する。 ・後ろ向き観察研究で、著者らは 2…
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女性の術前境界貧血と心臓手術後転帰との関連性:コホート研究

・貧血は心臓手術の術前によく見られであり、合併症率と死亡率の増加に関連する。世界保健機関(WHO)の貧血の定義は、男性の場合よりも女性のほうが 10g/l 低いため、術前の最適化に関して男性と比べて不利になる可能性がある。著者らの仮説は、境界貧血(ヘモグロビン濃度 120-129g/l と定義)を有する女性のほうが、非貧血女性(ヘモグロ…
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デキスメデトミジンは成人心臓術後の急性腎障害を予防する:無作為化比較試験のメタ分析

・デキスメデトミジンは、前臨床試験で抗炎症効果を発揮し、虚血/再灌流(I/R)障害を軽減することにより、交感神経系を安定化させることによって直接的な腎保護作用を示すことが示されている。成人心臓手術後の急性腎障害(AKI)に及ぼすデキスメデトミジンの臨床試験の結果は議論の余地がある。 ・心臓手術を受ける成人患者で、デキスメデトミジン…
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心臓手術後患者における術後体液バランスと急性腎障害との関連:後ろ向きコホート研究

<ハイライト> ・体液バランスが負になるしても、AKI 発生率の低下と関連していなかった。 ・術後体液バランスが正では AKI 発生率が高かった。 ・術後輸液投与量と AKI との間には「U」字型の関連が認められた。 <要旨> ・本研究は、心臓手術後患者における適切な術後体液管理を探究することを目的としている。 ・データ…
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心臓手術における術前アスピリンの使用:系統的レビューとメタ分析

・アスピリンは、冠動脈バイパス移植(CABG)後の患者にとって有益であるにもかかわらず、CABG や心臓術前の術前アスピリンの継続または投与は議論の余地がある。したがって、著者らは、心臓手術を受ける患者に対する術前アスピリン投与の影響を評価するための系統的レビューとメタ分析を行った。 ・OVID SP インターフェースを用いてMe…
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心血管手術のためのトラネキサム酸(TXA)不使用方針の死亡率への影響の評価

・著者らは、2013 年 4 月にトラネキサム酸(TXA)の使用を中止した。本研究は、心血管手術を受ける患者で、TXA と臨床転帰の副作用を方針変更の前後で比較することにより、「TXA 非使用」方針の影響を調査することを目的とした。 ・心血管センターでの単施設後ろ向きコホート研究で、2008 年 1 月から 2015 年 7 月ま…
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心臓手術で、輸血閾値としてのヘモグロビン 80g/L は出血の点で 100g/L と同様である

・貧血は心臓術後によく見られ、いくつかの示唆的エビデンスによれば、出血、他の合併症率と死亡率の増加と関連している可能性がある。しかし、赤血球(RBC)輸血は副作用を引き起こし、医療費を増加させる可能性がある。著者らは、制限的なヘモグロビン閾値(Hb 80g/L)は、より高い Hb 閾値(Hb 100g/L)よりも出血を悪化させる可能性が…
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人工心肺中のレミフェンタニルが心臓手術後の急性腎障害の発生率に及ぼす効果

・人工心肺(CPB)後の急性腎障害(AKI)は、周知の術後合併症である。レミフェンタニルは、よく使用される超短時間作用型オピオイドであり、微小循環の改善と共に抗炎症および交感神経遮断作用を有する。 ・CPB 中のレミフェンタニル使用が術後 AKI の発生率に及ぼす影響を明らかにするために、後ろ向き的研究を行った。2012 年 1 …
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経口β-アドレナリン遮断薬の術前使用と心臓手術後の新規発症心房細動:系統的レビューとメタ分析

・現在の疫学データは、術後の心房細動や心房粗動(POAF)が心臓術後に著有意な合併症と死亡を引き起こすことを示唆している。POAF の予防的管理のための文献は限られており、その結果として管理勧告についての明確なガイドラインが欠如している。本研究の目的は、待機的心臓手術を受ける患者における新規発症 POAF の発生率を低下させる予防的心拍…
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心臓手術後の早期認知低下に及ぼすデキサメタゾンの効果:無作為化比較試験

・術後認知低下(postoperative cognitive decline:POCD)は、心臓手術後の非常によく見られる合併症で、記憶機能と知的能力の両方の障害、医療資源の使用増加に関連していることを特徴とする。研究者らは、POCD の病因に関与する潜在的因子として、外科的処置に対する炎症反応の役割に焦点を当てた。炎症反応を減弱させ…
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静脈内アセトアミノフェンは、心臓手術後の持続的手術疼痛を減少させない

・著者らは、周術期アセトアミノフェンが 30 日および 90 日切開部痛を軽減するという仮説を検討した。 ・これは三次医療病院(単施設)心臓手術部門での、胸骨正中切開術によって心臓手術を受ける患者を対象とした前向きで無作為化二重盲式試験であった。患者を無作為に静脈内(IV)アセトアミノフェンか、または IV プラセボに割り当てた。…
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低用量ランディオロールを用いた心臓手術後の心房細動の予防:系統的レビューとメタ分析

・心房細動(AF)は、心臓手術後の死亡と関連している。いくつかの研究は、術後 AF を予防するためにランディオロールが役立つ可能性があると報告している。本研究の目的は、低用量のランディオロールが利益とリスクのバランスの面で有用かどうかを調査することであった。 ・PubMed、Cochrane ライブラリ、ICHUSHI を体系的に…
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術前身体活動とそれが心臓外科手術後転帰に及ぼす影響についての系統的レビュー

・本系統的レビューの目的は、術前身体活動度が、成人の心臓外科手術患者の術後の (1)主要有害心臓脳血管症状(MACCE)、(2) 30 日以内の有害事象、(3)在院期間(HLOS)、(4)集中治療室在室期間(ICU LOS)、(5)日常生活活動(ADL)、(6)生活の質、(7)心臓リハビリへの出席、(8))身体活動行動に及ぼす影響を検討…
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人工心肺心臓手術を受ける高齢患者の認知低下に及ぼす術後炎症反応の影響:対照のある前向き観察研究

・術後認知機能障害(POCD)の病因における非感染性炎症反応(IR)の役割は、依然として議論の余地がある。この対照のある前向き観察研究の目的は、プロカルシトニン(PCT)変化によって定義される IR の程度と、心臓手術に関連する POCD の発症との間のあり得る関連性を評価することであった。 ・年齢≧ 60 歳で待機的心臓手術予定…
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