テーマ:ロクロニウム

深い筋弛緩のためのロクロニウム持続注入:系統的レビューとメタ分析

・ロクロニウムは、拮抗剤スガマデクスとの結合関係により、使用が増加している筋弛緩薬である。その持続注入は、より深いレベルの筋弛緩(NMB)の維持に役立ち、毎日の外科麻酔の改善された安定した解決策を保証する。これは、高度の筋弛緩(PTC 0-2)のためにロクロニウム持続注入を使用する場合の、ロクロニウム注入に関する現在のアプローチと、モニ…
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帝王切開におけるロクロニウムとスキサメトニウムの手術条件:無作為化試験

<ハイライト> ・分娩に際しての筋弛緩の深さと手術条件を調査する研究。 ・ロクロニウムは、胎児分娩の条件を有意に改善した。 ・同様の合計時間で、ロクロニウムは切開から分娩までの時間を短縮する。 <要旨> ・帝王切開でロクロニウム vs スキサメトニウム投与後の効果発現時間と挿管条件が評価されてきたが、これまで、これらの筋弛緩薬…
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ロクロニウムの効果発現時間に及ぼすプロポフォール注入速度の影響

・プロポフォールの投与、特に急速投与は、患者の心拍出量を様々な程度に低下させる。心拍出量は、神経筋接合部内の有効薬物濃度の増加に影響を及ぼし、筋弛緩薬の効果発現時間に影響を及ぼし得る。本研究は、プロポフォールの異なる注入速度が、患者の心拍出量とロクロニウムの効果発現時間に及ぼす影響を調査することを目的とした。 ・合計 90 人の患…
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スガマデクスを用いた重症慢性腎臓病患者におけるロクロニウムによる筋肉弛緩からの回復時間の延長

・血漿クレアチニン濃度により推定される腎機能障害がロクロニウムにより誘発される残存筋弛緩(RNMB)の危険性を増大させること、そして様々な程度の腎機能障害下でのスガマデクス(SGDX)の投与量と筋弛緩からの回復との間にはおそらくなんら関連性がないであろうことが知られている。しかしながら、糸球体濾過率(eGFR)によって推定された腎機能に…
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持続注入と間欠的ボーラス投与による小児のロクロニウム必要量の比較:無作為化比較試験

・小児外科手術中のロクロニウム投与を最小限にすることは、残存筋弛緩を減少させるのに役立つ。本研究の目的は、間欠的ボーラス注入(ボーラス群)と持続注入(群)のどちらががより少量のロクロニウムを必要とするかを調査することであった。 ・2017 年 3 月から 6 月まで大学病院単施設での無作為化前向き単盲式対照試験で、全身麻酔を受ける…
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全身麻酔下における気管挿管時のレミフェンタニルの最適な筋弛緩効果

・本研究は、レミフェンタニルの用量が筋電図によるロクロニウムの発現時間に与える影響を調査するために行った。 ・本後ろ向き比較研究には、定時手術のために全身麻酔を受ける 75 人の患者が含まれた。患者にリドカイン(40mg)とプロポフォール(2mg/kg)を投与し、続いてロクロニウム(0.6mg/kg)を、生理食塩水注入(S 群)、…
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ビデオ喉頭鏡を用いた急速気管挿管に及ぼす低用量ロクロニウムの効果:無作為化二重盲式対照研究

・本研究の目的は、ビデオ喉頭鏡を用いた急速気管挿管時の低用量ロクロニウムの臨床効果を調査することであった。 ・耳鼻科手術を受ける患者 98 例を、無作為に以下の 2 群に分けた:L 群ではロクロニウムを 0.3mg/kg(n=49)、C 群ではロクロニウム 0.6mg/kg (n=49)を用いた。ロクロニウム投与 60 秒後に、ビ…
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サクシニルコリン vs ロクロニウムによる救急科挿管成功率:全国緊急気道登録研究

・救急部(ED)での迅速挿管を容易にするために、サクシニルコリンとロクロニウムの両方が使用されているが、それらの挿管成功率の差は不明である。著者らは、サクシニルコリン vs ロクロニウムによって補助された ED 迅速導入の初回試行での挿管成功率を比較する。 ・著者らは、全国緊急気道登録(22 箇所の ED で実施された全ての挿管に…
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高齢患者におけるロクロニウム誘発筋弛緩の発現に及ぼす心拍出量の影響

・本研究の目的は、高齢患者でロクロニウム誘発筋弛緩の発現と動脈圧に基づく心拍出量(CO)との間の関係を解明することであった。 ・年齢 65~83 歳の 40 人の高齢患者を本研究に登録した。麻酔導入後、尺骨神経四連刺激に対する拇指内転筋の収縮を加速度筋弛緩モニターで評価し、CO 測定後にロクロニウムを 1mg/kg 投与した。ロク…
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プリングル操作は、肝切除術中に手術用筋弛緩を維持するのに必要なロクロニウム注入速度を低下させる

・肝切除術を受ける患者でのプリングル操作の前、中、後に手術用筋弛緩を得るのに必要なロクロニウムの持続注入速度を調べた。 ・15 人の患者を、プロポフォールによる完全静脈麻酔によって導入した。加速度筋弛緩モニターの校正後後に、患者はロクロニウム 0.6mg/kg で挿管された。初回ロクロニウム注入 15 分後、7.5μg/kg/分で…
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大腿内転筋の完全ブロックに必要な適切なロクロニウム投与量

・ロクロニウムは、経尿道的膀胱腫瘍切除中に閉鎖筋収縮を防止できる。大腿内転筋の完全なブロックに必要な適切なロクロニウム投与量、およびロコニウムに対する拇指内転筋の個々の反応との相関を調べた。 ・全身麻酔下で膀胱腫瘍の経尿道的切除予定の 11 例の患者を調査した。全身麻酔導入後、拇指内転筋の神経筋モニタリングと閉鎖神経の超音波ガイド…
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ラリンジアルマスク挿入を容易にするための低用量ロクロニウムの使用

・この 2 相試験では、ラリンジアルマスク(LMA)挿入を容易にする低用量ロクロニウムの有効性を評価した。 ・第 1 相では、プロポフォール+フェンタニル+亜酸素化窒素で麻酔した 3 群の患者(それぞれ n=10)において、ロクロニウム 100、150、300μg/kg の効果発現時間を決定した。第 2 部では、ロクロニウム 10…
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神経筋モニタリングなしのロクロニウム筋弛緩後の術後残存筋弛緩の発生率に及ぼす拮抗戦略の影響

・電子的神経筋モニタリングは、抜管前の筋弛緩の拮抗薬必要量を調査するために、またはその後の術後残存筋弛緩(PORNB)があるかどうかを調査するために広く使用されていない。本研究の目的は、ロクロニウム誘発性ブロックの自然回復後に PORNB の発生率を調べ、スガマデクス、ネオスチグミン、プラセボの投与の場合でこれを比較することであった。 …
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待機的手術を受ける若年成人と高齢者におけるロクロニウムの薬物動態と薬力学

・研究の目的は、待機的手術を受ける ASA I-III の患者で加齢がロクロニウム動態に及ぼす影響を評価することであった。 ・全身麻酔下で手術を受ける若年成人(年齢 20-50 歳、n=15)と高齢患者(年齢 65-85 歳、n=14)を調査した。全患者は、ミダゾラム、ロクロニウム、フェンタニル、プロポフォールの個別の用量の静脈内…
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ロクロニウムを用いた強い筋弛緩の維持に及ぼす年齢の影響

・加齢は、筋弛緩の作用時間延長と関連している。本研究の目的は、ロクロニウム誘発性筋弛緩からのテタヌス刺激後カウント(PTC)の回復に及ぼす加齢の影響を調査することであった。 ・22 人の若い成人(年齢 20-60 歳)と 22 人の高齢成人(年齢>70 歳)の患者が本研究に登録された。フェンタニルとプロポフォールで麻酔を導入した後…
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腹腔鏡手術を受ける健康な患者のロクロニウムによる筋弛緩からの回復に及ぼす気腹の影響

・本研究では、腹腔鏡下腹部手術を受けた健常な患者で、ロクロニウムによる深い筋弛緩からの回復に及ぼす気腹の影響を調べた。 ・腹腔鏡下腹部手術を受ける 30 人の成人患者を研究した。プロポフォール 1.5mg/kg、アルフェンタニル 12ug/kg、ロクロニウム 0.6mg/kg で麻酔を導入し、2vol% セボフルラン、レミフェンタ…
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ロクロニウム誘発性筋弛緩の効果発現と持続時間に及ぼす性差の影響

・研究の目的は、2×ED(95)(0.6 mg/kg)の単回ボーラス投与後のロクロニウム誘発性筋弛緩の過程に及ぼす性別の影響を評価することであった。 ・倫理委員会の承認と説明と同意の後、筋弛緩を伴う TIVA 下に一般外科手術予定の患者 245 人(男性 121人、女性 124人)を調査した。ロクロニウムを 0.6 mg/kg 投…
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完全静脈麻酔中のロクロニウムの薬力学的パラメーターに及ぼす年齢と性別の影響

・研究の目的は、完全静脈麻酔中の両性別の若年患者および高齢者でロクロニウム 0.6 mg/kg の薬力学を比較することであった。 ・施設倫理委員会の承認、説明と同意の後、完全静脈麻酔(プロポフォール/スフェンタニル)下に手術予定の患者を 4 研究群に分けた:年齢 20-40 歳の男性 37 名、年齢 60-75 歳の男性 40 名…
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セボフルラン+レミフェンタニルか、またはプロポフォール+レミフェンタニル麻酔下でのロクロニウム筋弛緩

・著者らは、アジア人集団で、セボフルランか、またはプロポフォール+レミフェンタニル麻酔中の異なる用量のロクロニウムの筋弛緩効果の差を評価するために、多施設共同前向き無作為化研究を実施した。 ・合計 368 人の ASA I-II の患者が登録された。プロポフォール 2.0μg/kg と、レミフェンタニル 0.1μg/kg/分(TI…
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帝王切開麻酔のための高用量ロクロニウム+スガマデクス拮抗は、サクシニルコリン導入に劣らない

・全身麻酔下の帝王切開に際してのロクロニウムは、筋弛緩拮抗にスガマデクスが利用できることから、麻酔の迅速導入の際のサクシニルコリンの代替薬である。しかし、帝王切開分娩に際し全身麻酔を受ける女性での、十分吟味された対照を用いた大規模な研究はない。本非劣性試験の目的は、帝王切開の全身麻酔を受ける女性で、ロクロニウムとスガマデクスが、サクシニ…
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迅速挿管のためのロクロニウムvs サクシニルコリン:Cochrane 系統的レビュー

・この系統的レビューは、ロクロニウムが迅速気管挿管時にサクシニルコリンの挿管条件に匹敵する挿管条件を生み出すかどうかを調査するために行われた。 ・著者らは、迅速、あるいは修正迅速挿管に際してロクロニウムとサクシニルコリンを比較して挿管条件を報告している無作為化比較試験または対照臨床試験について、Cochrane Central R…
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短時間手術時の低用量ロクロニウム+ネオスチグミン vs 高用量ロクロニウム+スガマデクスによる拮抗

・いくつかの短時間手術では深い筋弛緩を必要とし、手術終了時に拮抗する必要がある。 ・待機的ラリンゴマイクロ手術を受けた 44 人の患者を、2 群に無作為に割り当てた:ロクロニウム 0.45mg/kg をネオスチグミン(50μg./kg、+グリコピロレート 10μg./kg)で拮抗する群(中等度ブロック群) vs ロクロニウム 0…
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帝王切開に際しての全身麻酔の迅速導入のためのロクロニウム vs スキサメトニウムの比較:新生児転帰

<ハイライト> ・これは以前の出版物の拡張調査である。 ・女性は、帝王切開に際しロクロニウムか、またはスクキサメトニウムを投与されるよう無作為化された。 ・ロクロニウムを用いた場合には、1 分 Apgar スコア<7 が多かった。 ・5 分、または 10 分の Apgar スコアには差はなかった。 ・臍帯動脈血ガスに差はなかっ…
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ロクロニウムの深い筋弛緩拮抗に、ネオスチグミン併用の半量スガマデクスは全量に劣らない

・スガマデクスは、全レベルの筋弛緩(NMB)において、ロスコニウムの効果をネオスチグミンよりも迅速かつ有効に拮抗させる。しかし、そのコストは法外である。半用量のスガマデクスとネオスチグミンとの併用は、深い NMB の拮抗のための全用量スガマデクスよりも劣っていないであろう。このアプローチは、有効性を維持しながら、スガマデクスのコストを削…
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腹腔鏡下肥満症手術で中等度ロクロニウム筋弛緩の拮抗に理想体重に基づく 3 用量のブリディオン

・大部分の著者と文献は、スガマデクス用量は脂肪含量を考慮せずに RBW に従って計算するよう推奨している。著者らの目的は、腹腔鏡下肥満症手術で、中程度のロクロニウム誘発性筋弛緩の拮抗に際して、理想体重を基にして計算した 1.5、2、4mg/kg 用量のスガマデクスの有効性と安全性を比較することであった。 ・投与スガマデクス用量に従…
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Q:ロクロニウムの追加・維持投与はどうするか?

ロクロニウムの追加投与のタイミングは、手術症例の筋弛緩の必要度に応じて異なる。 <手術術式と望ましい筋弛緩深度> 私個人の目安 ・下腹部手術:TOF≦2 ・上腹部手術:TOF≦1 ・腹腔鏡手術:TOF≦0 ・後腹膜鏡手術:PTC≦5 【間欠投与する場合】 ・原則的には、筋弛緩モニターを見ながら、TOF カウントが上…
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Q:ロクロニウム投与のタイミングはどうするか?

ロクロニウムの投与の仕方には、「プライミング」、「タイミング」などというキーワードが存在する。投与しようとする量を、経静脈的に一気に注入するのは「ボーラス投与」。 「プライミング」は、正式には「Priming Principle」という方法を指している。 「タイミング」は、「Timing Principle」という鎮静剤投与との…
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Q:麻酔導入時のロクロニウム投与量をどうするか?

A:一般的には、ロクロニウムの標準投与量は、0.6mg/kg とされている。また、迅速導入時には、日本の保険診療範囲内で行う限りは、上限量は 0.9.mg/kg とされている。 したがって、本問に対する答えは、「通常は、0.6mg/kg を投与し、より高用量を必要とする場合、つまり迅速導入時には 0.9mg/kg を投与する。」と…
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