・術後咽頭痛(POST)は、声門上気道(SGA)器具による全身麻酔後も珍しくない。いくつかの薬理学的および非薬理学的手段が POST を減らす可能性があると報告されたが、制限事項や成功率がいろいろであるため、POST を軽減するためのより簡単で効果的な方法を見いだす必要がある。
・本前向き観察者盲式無作為化比較試験では、SLIPA…
・帝王切開(CD)に際しての声門上気道(SGA)器具の安全性と有害事象率は十分には特徴付けられていない。本レビューの主な目的は、待機的 CD に際して、SGA は気管挿管よりも初回通過成功率が高く、挿入時間が短いかどうかを判断することであった。副次目的は、全身麻酔(GA)下での待機的 CD において、気管挿管と比較した SGA 使用に関…
■ DAS ガイドラインとは何か?
予期せぬ困難気道の管理のための実践ガイドライン。認定された困難気道協会(DAS)と英国の王立麻酔科医協会(Royal college of Anaesthetists:RCoA)とが協力した専門家パネルによって開発された。ガイドラインの全体的な目標は、生命を脅かす可能性のある臨床状況への体系的なアプ…
・声門上気道器具(SGA)を挿管用導管として使用できるが、小児 SGA に関するデータと製造元の推奨は不完全で、誤解を招くことがある。この状況では、SGA と気管チューブ(ETT)の不適合な併用が使用される可能性がある。このミスマッチの可能性に対処するために、著者らは SGA と ETT の可能な併用の概要を確立するために in vit…