テーマ:トラネキサム酸

トラネキサム酸の局所投与は、全身麻酔中の副鼻腔手術における術中出血を減少させるか?

・トラネキサム酸は止血剤であり、フィブリンの分解を抑制する。これは術中出血を抑えるのに有益である。本研究の目的は、内視鏡下副鼻腔手術中の出血と手術野に及ぼすトラネキサム酸の効果と患者への副作用のメタ分析とレビューを提供することであった。 ・2 人の著者が、記事収集開始から 2018 年 7 月まで 6 つのデータベース(Medli…
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開腹大動脈瘤手術におけるトラネキサム酸:無作為化臨床試験

・出血と輸血は大動脈手術の死亡率に影響する。トラネキサム酸は複数の設定で出血を有意に減少させたが、大血管手術におけるその役割は研究されなかった。本研究の目的は、トラネキサム酸が開腹腹部大動脈瘤(AAA)手術の出血量を減らすかどうかを調査することであった。 ・待機的開腹 AAA 修復を受けた合計 100 人の患者を無作為化して、トラ…
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トラネキサム酸を投与された外傷患者における輸血必要量の後ろ向き的研究

・「外傷緊急蘇生でのトラネキサム酸の軍事的応用研究(MATER)」および「重篤な出血での抗線維素溶解薬の臨床的無作為化 2」(CRASH-2)は、トラネキサム酸(TXA)が外傷性出血患者の死亡率を低下させることを示している。しかし、外国と米国軍の兵士で行われたそれらの結果は、米国の民間人の外傷患者への一般化可能性に対する懸念を引き起こし…
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心臓手術におけるトラネキサム酸の異なる用量処方と投与法:無作為化試験のメタ分析

・心臓手術における周術期出血量と同種輸血を減らすトラネキサム酸(TXA)の有効性はこれまでの研究で証明されているが、その副作用、特に痙攣発作は常に懸念の問題となっている。このメタ分析は、最小限の有害転帰で効果的な最適投与量および投与方法に関する情報を提供することを目的としている。 ・2018 年 12 月 31 より前に公開された…
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外傷患者におけるトラネキサム酸の入院前投与:レベル 1 外傷センターでの 1:1 対応比較試験

・本研究の目的は、死亡、血栓塞栓症、輸血の必要性について、外傷患者に対するトラネキサム酸(TXA)の入院前投与の有効性をレベル 1 外傷センターで試験することであった。 ・2017 年 1 月から 2018 年 9 月までに、入院前 TXA を受けた、または受けていない成人外傷患者を比較して後ろ向き研究を行った。TXA を投与され…
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人工股関節全置換術におけるトラネキサム酸使用の費用便益分析

・研究の目的は、人工股関節全置換術におけるトラネキサム酸(TXA)の最適投与計画を確立することであった。 ・スペインの 2 病院での、片側人工股関節全置換術を受ける連続成人を対象とした、多施設二重盲式無作為化臨床試験から得たデータに基づく二次分析で、TXA(2 回投与) vs プラセボを比較した。著者らは TXA の使用(消耗品…
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トラネキサム酸クモ膜下誤投与:2 件の症例報告

【症例1】 タイトル:「硫酸マグネシウムで治療したトラネキサム酸の不注意によるクモ膜下注射後のてんかん重積状態」 ・待機的帝王切開分娩のために脊椎麻酔中にトラネキサム酸を誤って注射した症例を著者らは提示している。 ・2mL の溶液をクモ膜下注射した直後に、患者は激しい背部痛を訴え、続いて筋肉のけいれんとテタニーを訴えた。脊椎麻…
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産科脊柱管薬剤投与過誤:定量的および定性的分析レビュー産科脊柱管薬剤投与過誤:定量的および定性的分析

・産科脊柱管麻酔における薬物投与過誤は破滅的な結果をもたらす可能性がある。それらが「氷山の一角」にすぎないことを十分に認識しているが、これらの過誤の公表された事例報告/シリーズはこれらの過誤の頻度と性質を推定する目的で詳細に検討された。 ・MEDLINE から症例報告と症例シリーズを特定し、関与する薬物、過誤の状況、過誤の原因、観…
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脊椎麻酔中に投与されたトラネキサム酸に関連した破局的な薬物過誤

・著者らは、トラネキサム酸の偶発的な脊柱管内への投与をレビューした。1960 年から 2018 年までに硬膜外または脊椎麻酔中にトラネキサム酸を投与した症例を MEDLINE で検索した。 ・硬膜外投与の報告は確認されなかった。21 例の脊髄クモ膜下へのトラネキサム酸投与を確認した。蘇生および/または集中治療を必要とする、生命を脅…
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《レビュー》 トラネキサム酸と外傷

これまで当ブログで紹介した記事から、外傷とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 外傷患者でのトラネキサム酸の病院前投与の有効性:無作為化比較試験のメタ分析 著者らは、系統的レビューとメタ分析を実施して、トラネキサム酸の病院前投与がプラセボと比較して患者の予後を改善するかどうかを評価した。主要評価項目は、24 時間と、…
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《レビュー》 トラネキサム酸と人工膝関節置換術

これまで当ブログで紹介した記事から、人工膝関節置換術とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 初めての人工膝関節置換術でのトラネキサム酸の使用: 周術期出血量に及ぼす影響 初回人工膝関節置換術患者 62 人に、タニケットを解除 5 分前に、トラネキサム酸 2.5g か、生食を無作為に投与した。トラネキサム酸群の方が、…
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出血量とフィブリン溶解亢進を予防するための人工膝関節全置換術における静脈内と関節内トラネキサム酸併用

・人工膝関節全置換術(TKA)は、膝関節の体重を支える表面を交換して痛みや機能障害を軽減するための外科手術である。しかし、TKA 手術後の予後不良の原因となっている出血と線溶亢進は、線溶阻害剤トラネキサム酸(TXA)によって軽減された。TXA 機能のより良い適用のために、TKA 後の患者における TXA の関節内注射(IA)を併用した …
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トラネキサム酸とアドレナリンの関節内投与の人工膝関節全置換術後出血に及ぼす効果の比較

・研究の目的は、人工膝関節全置換術後の術後出血に及ぼすトラネキサム酸とアドレナリンの関節内投与の有効性を比較することであった。 ・単施設後ろ向き対照試験は、Selcuk 大学整形外科学科で行われ、2012 年 7 月から 2014 年 12 月までに初回、片側、セメント使用、人工膝関節全置換術を受けた患者のデータが含まれた。第 1…
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人工膝関節全置換術後の輸血必要量の減少:トラネキサム酸の倍量注入の有効性

・関節置換術後の出血量は整形外科医にとっては気になる問題である。輸血の必要量を減らすためにトラネキサム酸(TXA)を使用することが主流になった。しかし、関節置換術での TXA の開始時期、使用方法、使用量についてのコンセンサスはまだ得られていない。TXA 15 mg/kg の術前と術後注入を術前単回注入と比較した後ろ向き研究を行った。 …
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初回人工膝関節全置換術におけるトラネキサム酸の静脈内と局所併用投与の有効性と安全性:無作為化対照試験

・初回人工膝関節全置換術(TKA)における静脈内(IV)と局所トラネキサム酸(TXA)の併用投与は依然として議論がある。このメタ分析の目的は、初回 TKA における IV と局所 TXA の併用投与の有効性と安全性を評価することであった。 ・PubMed、EMBASE、コクラン中央対照試験登録簿、Web of Science、Go…
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《レビュー》 トラネキサム酸と人工心肺心臓手術

これまで当ブログで紹介した記事から、人工心肺心臓手術とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 弁とCABGの複合手術を受ける高齢者でトラネキサム酸は輸血量を減少させる:無作為対照研究 70 才以上の大動脈弁置換術と CABG の複合手術を受ける患者 64 人を対象として、術中無作為にトラネキサム酸(10mg/kg)の術…
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トラネキサム酸静注は股関節骨折手術中に有効かつ安全か?無作為化比較試験の最新のメタ分析

・股関節骨折手術中の静脈内(IV)トラネキサム酸(TXA)の有効性と安全性は依然として議論がある。このメタ分析は、輸血の必要性と出血量の減少、ならびに血栓溶解の危険性に関する安全性の点で、股関節骨折手術中の IV-TXA 投与の有効性を評価することを目的とした。 ・PubMed、EMBASE、Web of Science、Coch…
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非心臓手術における麻酔科医のトラネキサム酸使用の調査

・非心臓手術における大出血はよく見られ、重篤な合併症と関連している。抗線維素溶解薬であるトラネキサム酸(TXA)は出血を減らし、これらの合併症のリスクを減らす可能性がある。TXA はまた、手術部位感染を減らすことのできる免疫調節効果がある可能性もある。非心臓手術における TXA の臨床試験は、その有効性と安全性を評価するには不十分である…
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《レビュー》 トラネキサム酸と痙攣発作

これまで当ブログで紹介した記事から、痙攣発作とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 心臓手術後の痙攣:トラネキサム酸とその他の危険因子の影響 痙攣発作は、患者 5,958 人のうち 56 人(0.94%)に発生した。トラネキサム酸の使用は、発作のリスク増加と関係していた(オッズ比 7.4、95%信頼区間2.8-19.…
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《レビュー》 トラネキサム酸と OPCAB

これまで当ブログで紹介した記事から、オフポンプ CABG とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 OPCAB 手術の出血量と輸血を減らすトラネキサム酸の効果:系統的レビューとメタ分析 2003 ~ 2016 年に実施された 15 件の無作為化比較試験(合計 1250 例の患者)のレビューで、トラネキサム酸は、術後 …
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《レビュー》 トラネキサム酸と全人工股関節置換術

これまで当ブログで紹介した記事から、全人工股関節置換術とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 米国の THA/TKA を受ける患者におけるトラネキサム酸使用と術後転帰; 有効性と安全性の後ろ向 米国の病院 510 施設で、人工股関節または膝関節置換術を受けた 872416 人の患者を対象とした。トラネキサム酸非投与群…
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《レビュー》 トラネキサム酸と帝王切開

これまで当ブログで紹介した記事から、帝王切開とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 1.帝王切開でのトラネキサム酸:二重盲式偽薬対照無作為臨床試験 帝王切開患者 223 人をトラネキサム酸群(トラネキサム酸 20cc、n=101)と対照群(5% ブドウ糖液 20cc 、n=122)に割り当て、帝王切開開始 10 分…
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《レビュー》 トラネキサム酸と腹部腫瘍

当ブログでこれまでに紹介した、腹部腫瘍とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 1.進行卵巣癌手術でのトラネキサム酸単回投与は出血量と輸血を減少させる: 二重盲式対照無作為多施設研究 トラネキサム酸(15 mg/kg 体重、n=50)か、同量プラセボ(0.9% NaCl、n=50)投与のいずれかに無作為化。進行卵巣癌手…
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《レビュー》 トラネキサム酸と脊椎手術

当ブログでこれまでに紹介した、脊椎手術とトラネキサム酸に関連した文献をまとめて紹介する。 1.脊椎手術でトラネキサム酸は有効で安全か? 無作為対照試験のメタ分析 6 件(411 人)のプラセボを対照とした無作為比較試験のメタ分析で、トラネキサム酸の使用は、総出血量[MD=-285.35、P=0.01]、輸血必要患者数[RR=0.…
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Q:トラネキサム酸はどういった手術で使用するべきか?

A:日本麻酔科学会が提供している「麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン 第3版 第 4 訂 2015.3.13」の「XII その他 5.血液凝固に関する薬物」では、トラネキサム酸の「適応」の項に、以下のように記載されている。 (3) 各種手術における周術期出血量の減少を期待して予防的に使用 ① 予定帝王切開術における出血量減少 …
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腹部腫瘍手術における出血量を減らすためのトラネキサム酸の単回静脈内ボーラス投与と周術期持続注入の比較

・トラネキサム酸の単回ボーラス投与の術中使用は、術後早期の出血を防ぐのに十分ではないかもしれない。本研究は腹部腫瘍手術で周術期出血量と同種輸血量の減少におけるトラネキサム酸の 2 種類の投与方法の効果を比較するために行われた。 ・本前向き対照のある二重盲式調査では、腹部腫瘍手術に対して待機的に予定された 60 人の患者が、無作為に…
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複雑脊椎手術におけるトラネキサム酸の最小量投与は出血量減少に有効である:無作為化二重盲式偽薬対照研究

・本研究は、脊椎椎弓切除術と脊椎後側方固定術後の出血量の低減におけるトラネキサム酸(TXA)の有効性を評価することを目的とした:無作為化二重盲式プラセボ対照研究である。 ・出血量は、手術に関連して、特に脊椎手術においては最も重大な合併症である。多椎間椎弓切除術と器具固定を伴う椎弓切除術(椎弓根スクリューおよびロッド)は複雑な脊椎手…
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外傷患者でのトラネキサム酸の病院前投与の有効性:無作為化比較試験のメタ分析

・抗線維素溶解剤であるトラネキサム酸(TXA)は、高度な出血を伴う入院患者にとって潜在的な臨床的有益性を有するが、入院前の状況における有効性は不明である。著者らは、系統的レビューとメタ分析を実施して、TXA の病院前投与がプラセボと比較して患者の予後を改善するかどうかを評価した。 ・PubMed、MEDLINE、Cochrane …
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OPCAB 手術の出血量と輸血を減らすトラネキサム酸の効果:系統的レビューとメタ分析

<ハイライト> ・トラネキサム酸は、OPCAB 手術における 24 時間の出血量と同種輸血投与のリスクを低減する。 ・トラネキサム酸が術後死亡率や血栓性合併症のリスクを高めるというエビデンスはなかった。 ・現在のエビデンスには、質の高い無作為研究が欠けている。 <要旨> ・研究目標は、オフポンプ冠動脈バイパス(OPCAB)手術…
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心血管手術のためのトラネキサム酸(TXA)不使用方針の死亡率への影響の評価

・著者らは、2013 年 4 月にトラネキサム酸(TXA)の使用を中止した。本研究は、心血管手術を受ける患者で、TXA と臨床転帰の副作用を方針変更の前後で比較することにより、「TXA 非使用」方針の影響を調査することを目的とした。 ・心血管センターでの単施設後ろ向きコホート研究で、2008 年 1 月から 2015 年 7 月ま…
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