テーマ:無呼吸許容時間

Q:無呼吸許容時間を延長させるには?

A:無呼吸許容時間(突然の無呼吸が発生して換気ができない場合に、重篤な低酸素血症が発生するまでの時間)に最も大きな影響を及ぼす因子は。 ① 機能的残気量(FRC) ② 肺胞酸素濃度 ③ 代謝率 である。 したがって、その対策としては、 【1】 機能的残気量を増大させる (1-1) 体位(ファウラー位、半坐位、坐位、…
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Q:重症患者では無呼吸許容時間がなぜ短くなるのか?

A:重症疾患患者の無呼吸許容時間が短くなる理由は、その病態ごとに異なっていて、そう単純ではなく、複数の要因が関与している場合が多い。重症患者は、以下の 1 つ、または複数の理由で、健常患者よりも急速に動脈血酸素飽和度の低下をきたす。 ・心肺病変;酸素供給を担う 2 つのポンプに支障があれば、全身への酸素供給能が低下する ・貧血;血液…
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Q:小児では無呼吸許容時間がなぜ短くなるのか?

A:実際のところ経験的には、換気不能に陥った場合、小児は成人に比べて圧倒的に速いスピードで、酸素飽和度が低下してゆきます。 小児は健康成人よりも胸郭の発達が劣っており、機能的残気量(FRC)が小さいです。成人の FRC が 総肺容量(TLC)の約 30% であるのに対して、新生児の FRC は TLC の 10~15% と低値なの…
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Q:妊婦では無呼吸許容時間がなぜ短くなるのか?

A:妊婦では巨大化した子宮が横隔膜を頭側に挙上して、横隔膜を介して肺を圧迫しており、酸素リザーバーである機能的残気量(FRC)が減少している。立位で 20%、仰臥位で 30% 減少するとされている。 また、胎児とともに胎盤を栄養するために代謝が亢進しており、酸素消費量が増大している。妊娠末期で酸素消費量は 60% 上昇している。呼…
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Q:肥満患者では無呼吸許容時間がなぜ短くなるのか?

A:肥満が高度になればなるほど、胸郭に付いた脂肪の鎧によって呼吸負荷が増大します。一回換気量は若干少なくなり、呼吸回数が増加します。気道抵抗も大きくなるため、呼吸するためのエネルギー消費は増大します。 その一方で、腹部臓器が横隔膜を介して肺を圧迫するために、安静時呼息位からさらに強制呼息によって呼出できる量(予備呼気量:ERV:e…
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