テーマ:脊椎麻酔

待機的帝王切開術中の脊椎麻酔後低血圧の治療のためのフェニレフリンとノルアドレナリンのボーラス投与

・フェニレフリンは現在、待機的帝王切開術中に選択される血管拡張薬であるが、それは反射性徐脈を引き起こす可能性がある。強力なα作動薬および弱いβ作動薬であるノルアドレナリンは、徐脈の発生率の低下と関連している可能性がある。ただし、比較情報は限られている。 ・この二重盲式無作為化対照試験では、合併症のない単胎妊娠の女性における待機的帝…
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人工股関節全置換術を受けた患者に対する全身麻酔と脊椎麻酔:メタ分析

・人工股関節全置換術(THA)を受ける患者で最適な麻酔法はまだ議論されている。このメタ分析の目的は、THA を受ける患者に対する全身麻酔と脊椎麻酔の有効性を検証することであった。 ・2018 年 1 月に、PubMed、Embase、Web of Science、Cochrane Database of Systematic Re…
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トラネキサム酸クモ膜下誤投与:2 件の症例報告

【症例1】 タイトル:「硫酸マグネシウムで治療したトラネキサム酸の不注意によるクモ膜下注射後のてんかん重積状態」 ・待機的帝王切開分娩のために脊椎麻酔中にトラネキサム酸を誤って注射した症例を著者らは提示している。 ・2mL の溶液をクモ膜下注射した直後に、患者は激しい背部痛を訴え、続いて筋肉のけいれんとテタニーを訴えた。脊椎麻…
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帝王切開分娩に際しての脊髄硬膜外併用麻酔 vs 単回脊椎麻酔:5 件の無作為化対照試験のメタ分析

・本研究では、メタ分析を行って、脊髄硬膜外併用麻酔(CSEA)と単回脊椎麻酔(SSSA)を比較した。 ・関連研究の電子検索は、2017 年まで行われた。主要評価項目は、手術所要時間、(1)胸椎(T10)への知覚回復(2)最大知覚遮断、(3)運動遮断、(4)運動回復に要した時間であった。副次評価項目は有害作用であった。分析パラメータ…
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全膝関節再置換術に及ぼす全身麻酔 vs 脊椎麻酔:合併症率は異なるか?

・初回人工膝関節全置換術(TKA)と TKA 再置換の両実施頻度が増加している。初回関節形成術患者からのデータは、全身麻酔と比較した場合、脊椎麻酔の使用によるリスク低減を示唆している。しかしながら、膝関節再置換術患者において、同様の関係は検討されていない。 ・これは米国外科学会手術の質改善データベースを用いた後ろ向きコホート研究で…
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産科脊柱管薬剤投与過誤:定量的および定性的分析レビュー産科脊柱管薬剤投与過誤:定量的および定性的分析

・産科脊柱管麻酔における薬物投与過誤は破滅的な結果をもたらす可能性がある。それらが「氷山の一角」にすぎないことを十分に認識しているが、これらの過誤の公表された事例報告/シリーズはこれらの過誤の頻度と性質を推定する目的で詳細に検討された。 ・MEDLINE から症例報告と症例シリーズを特定し、関与する薬物、過誤の状況、過誤の原因、観…
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脊椎麻酔中に投与されたトラネキサム酸に関連した破局的な薬物過誤

・著者らは、トラネキサム酸の偶発的な脊柱管内への投与をレビューした。1960 年から 2018 年までに硬膜外または脊椎麻酔中にトラネキサム酸を投与した症例を MEDLINE で検索した。 ・硬膜外投与の報告は確認されなかった。21 例の脊髄クモ膜下へのトラネキサム酸投与を確認した。蘇生および/または集中治療を必要とする、生命を脅…
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脊椎麻酔による低血圧は、高齢患者の一回拍出量の減少によって引き起こされる

・低血圧は脊椎麻酔(SA)中によく見られ、全身血管抵抗(SVR)および/または心拍出量(CO)の減少によって引き起こされる。高齢患者における CO の変化に対するクモ膜下投与されたブピバカインの用量の効果は、ほとんど知られていない。本研究では、クモ膜下ブピバカインの 2 つの異なる投与量の効果を研究することにより、高齢患者における SA…
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脊椎麻酔下の下肢手術患者の術後疼痛に及ぼすクモ膜下ミダゾラム 2mg vs フェンタニル 20μg

・脊柱管ブロックの質を改善したり、脊椎麻酔中の鎮痛持続時間を延長するために、クモ膜下補助薬が局所麻酔薬に添加される。クモ膜下に使用すると、フェンタニルはブピバカイン単味と比較して脊髄遮断の質を改善し、短期間の術後鎮痛をもたらす。補助薬としてのクモ膜下ミダゾラムが使用されてきており、脊椎麻酔の質を改善し術後鎮痛持続時間を延長することが示さ…
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股関節修復手術を受ける高齢患者で、クモ膜下ミダゾラムがクモ膜下デキスメデトミジンの鎮痛効果を増強

・本研究は股関節修復手術を受ける高齢患者で、低用量ブピバカインに併用したデキスメデトミジンに及ぼすクモ膜下ミダゾラムの効果を評価するために計画された。 ・これは、クモ膜下麻酔下に待機的股関節修復手術を予定された年齢 60 歳以上の ASA-PS II/III の 75 人の患者を含む二重盲式試験である。無作為に 3 群に分けた:対…
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下肢整形外科手術を受ける成人患者に対するブピバカインに追加されたクモ膜下ネオスチグミンの術後鎮痛効果

・局所麻酔薬の鎮痛効果を高めて有害作用を減らし、満足度を高めるための添加剤がいくつか提案されている。研究の目的は、2017 年 1 月 1 日から 2 月 30 日にかけてエチオピアのティクルアンベッサ専門病院で下肢整形外科手術を受ける成人患者に対して、ブピバカイン単独と比較してクモ膜下ネオスチグミンを添加したブピバカインの術後鎮痛効…
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待機的帝王切開術を受ける妊娠高血圧患者における補助薬としてのくも膜下ミダゾラム:臨床比較研究

・新しく母親となって新生児の世話をして絆が作られるように、痛みのない術後期は帝王切開術後に不可欠である。クモ膜下補助薬は、有意な鎮痛を提供するために脊椎麻酔中にしばしば投与されるが、それらはまた厄介な副作用をきたす可能性もある。クモ膜下ミダゾラムは、重大な副作用なしに効果的な術後鎮痛をもたらす。この前向き無作為化二重盲式試験は、待機的帝…
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くも膜下デキスメデトミジンは帝王切開術用の脊椎麻酔においてブピバカインの 95% 有効量を減少させる

・補助薬としてのデキスメデトミジン(Dex)は、局所麻酔薬に追加すると脊髄鎮痛の持続時間を延長することが報告されている。著者らは、Dex は帝王切開に際しての脊椎麻酔用のクモ膜下ブピバカインの有効性を高めうると仮定した。研究の目的は、Dex 5μg がクモ膜下ブピバカインの有効性を高め、帝王切開を受ける患者に必要なする脊髄ブピバカイン用…
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デキスメデトミジン鎮静を伴う脊椎麻酔に及ぼすブピバカイン+クモ膜下フェンタニル vs ブピバカイン

・フェンタニルは、クモ膜下局所麻酔薬の補助剤として脊椎麻酔の持続時間を延ばすために広く使用されている。最近のエビデンスは、静脈内デキスメデトミジンが脊椎麻酔の持続時間を延長することを示唆している。この非劣性試験では、静脈内デキスメデトミジンを術中投与した場合、ブピバカイン単味は、ブピバカイン+フェンタニルと比較して非劣性の持続期間を提供…
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ハイリスク患者における脊椎麻酔下の腰椎手術:後向き分析

・腰椎手術は全身麻酔または局所麻酔(硬膜外または脊椎麻酔)で実施できる。全身麻酔(GA)は一般的に使用されている方法である。付随する合併症のため全身麻酔が危険であったり、禁忌となる可能性がある。過去 10 年以来、腰椎手術に際して区域麻酔を支持する入手可能な文献が次第に増加してきた。しかし、高リスクの腰椎手術では、脊椎麻酔の利点は明らか…
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母体抗凝固療法における帝王切開術に際しての低侵襲性脊椎麻酔:無作為化対照試験

・妊娠中の抗凝固療法は、母体の凝固亢進に対する意識が高まっているため広く使用されている。これらの分娩における低侵襲性脊椎麻酔の使用を報告した研究はほとんどない。本研究の目的は、帝王切開を受ける抗凝固療法中の妊婦で、低侵襲性脊椎麻酔の安全性と妥当性を評価することであった。 ・これは、抗凝固剤を使用し、待機的帝王切開術を受ける 239…
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予定帝王切開分娩時の脊柱管麻酔実施から分娩までの時間は臍帯血帯 pH に反比例する

・脊柱管ブロック関連低血圧と母体肥満は、帝王切開時の子宮低灌流と臍帯動脈血 pH 低下の要因である。麻酔開始から娩出までの間、外科医が胎児の障害を認識することなく、胎児は低灌流子宮環境にさらされている可能性がある。著者らは予定満期帝王切開で、出産前時間間隔に応じた新生児臍帯動脈血 pH を評価しようとした。 ・著者らは 2014 …
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異なる速度でのフェンタニルと高比重ブピバカインのクモ膜下連続注入:それは違いを生じるか?無作為化比較

・これまでの研究の結果は、帝王切開(CS)麻酔のためにフェンタニルと高比重ブピバカインの連続的なクモ膜下注入を使用することが良質の麻酔を提供し、術後鎮痛を延長することを示した。本研究の目的は、フェンタニルの急速なクモ膜下注入とそれに続く高比重ブピバカインのゆっくりとした注射が術後鎮痛持続期間、麻酔の質、血行動態に影響を及ぼすかどうかを調…
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帝王切開に際しての脊椎麻酔後の母体血行動態に及ぼすグルコース含有晶質液投与の効果

・予防戦略にもかかわらず、低血圧は、帝王切開における脊髄麻酔の最もよく見られる合併症である。この研究の目的は、帝王切開に際しての脊椎麻酔後の母体血行動態に及ぼすグルコース含有晶質液注入の影響を評価することであった。 ・この前向き無作為化二重盲式臨床試験において、脊椎麻酔を伴う待機的帝王切開を受けた 80 人の患者を研究した。脊椎麻…
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脊椎麻酔後のシバリング予防のためのケタミン、トラマドール、デキスメデトミジン使用の比較

・脊椎麻酔後のシバリングはよく見られる合併症であり、局所麻酔後の患者の 40~70% に多くみられる。このシバリングは、その生理学的および循環動態効果とは別に、手術疼痛よりも不快であるとさえ記載されている。研究の目的は、脊椎麻酔後のシバリング予防のための静脈内(IV)ケタミン、デキスメデトミジン、トラマドールの予防的有効性を評価し、比較…
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腰椎麻酔後の永続的下肢障害(にゃんこ様の場合):医療安全から見た事故の構図

腰椎麻酔後の永続的下肢障害(にゃんこ様の場合) 医療事故は、通常単一の原因ではなかなか起こりません。医療事故が起こる際には、複数のバリアが通過されてしまって起こることが「スイスチーズモデル」によって示されています。 ● 第1のバリア:穿刺部位 従来、脊椎麻酔の穿刺可能部位は、L2-3、L3-4、L4-5 とされていましたが…
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繋留脊髄での髄内注入:脊椎麻酔中のまれな合併症の 1 例

非常にまれではあるが、脊椎麻酔を受けたときに重度の神経学的合併症が起こりうる。この報告では、双生児を生む予定の 31 歳の女性の帝王切開で脊椎麻酔中に未診断の繋留脊髄(TC)に起因する脊髄損傷の症例を記述し、分析した。胚形成中の脊髄の異型性の結果として、脊髄円錐が異常に低くなり、特に症状のない場合、脊柱管麻酔の際の傷害の危険性を増加させ…
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成人脊髄繋留症候群における脊椎麻酔後の合併症

成人の脊髄繋留症候群(TCS)における脊椎麻酔の合併症についてはほとんど報告されていないため、その症状の特徴を描写した。脊椎麻酔後の成人 TCS の合計 4 例をレビューした。患者のカルテを得た。脊椎硬膜外併用麻酔または脊椎麻酔を実施し、全例において追跡調査を行った。術前の成人 TCS の最も一般的な神経症状は、背中、会陰領域、または脚…
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脊椎麻酔中の偶発的脊髄損傷:報告

著者らは、帝王切開の脊椎麻酔(SA)後に神経学的障害を発症した患者の臨床的、放射線学的観察を記載している。 21 歳の初産婦は緊急帝王切開のために右側臥位で SA を受けた。注入は、当初 L1-L2 の部位で 25 ゲージ針を脊椎針を用いて行われた。脳脊髄液の自由な逆流がなかったので、2 回目の試みは T12-L 1 椎間で行われ…
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Q:ヤコビ線とは?

A:ヤコビ線(Jacoby line)とは、米国の内科医 George W.Jacoby (1856-1940)が報告した古典的なランドマークで、教科書的には、左右腸骨稜の最高点を結んだ線を指します。 Jacoby GW. Lumbar puncture of the subarachnoid space. NY med J Dec …
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腰椎麻酔後の永続的下肢障害(にゃんこ様の場合)

症例 49 歳女性(にゃんこ様) 【手術歴】 ・H8年:帝王切開(おそらく脊椎麻酔)で、麻酔による異常なし ・H26年:子宮頸癌手術で脊椎麻酔(0.5%マーカイン使用)、麻酔による異常なし ・H28年2月:持続硬膜外麻酔併用全麻下に縦隔腫瘍手術、麻酔による異常なし 【現病歴】 ・以前から左膝外側に痛みがあり、整形外科…
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仙骨裂孔頂点を特殊参照点とした脊髄レベルと脊髄円錐と硬膜嚢終端の測定:解剖学的および MRI 検査

・仙骨硬膜外腔と脊髄円錐(CMT)と硬膜嚢の終端(DST)との解剖学的位置関係は、麻酔科医と神経外科医にとって非常に重要である。本研究では、ヒトの死体において、MRI を使用することによって、CMT、DST、仙骨裂孔頂点(SHA)の椎骨レベルとの相関を利用して、脊椎麻酔、腰椎穿刺、仙骨鎮痛を行うのに重要な解剖学的ランドマークを調査するこ…
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腰椎麻酔時の永続的脊髄損傷:2 例の報告

・脊椎麻酔は、いくつかの利点といくつかの合併症を伴う一般によく行われる麻酔である。よく遭遇する合併症は、低血圧、体位性頭痛、低体温である。ごくまれに、心停止、けいれん発作、対麻痺や馬尾症候群、神経根性欠損などの重篤な合併症が生じる。一過性の神経学的障害は永続的神経学的合併症よりもよく見られる。腰椎麻酔による脊髄軟化症は非常にまれで、わず…
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L2-L3 脊椎麻酔は脊柱障害においても安全か?磁気共鳴イメージング研究

・腰部脊柱管内で脊髄が終止する移行点は、特に椎体や椎間板疾患を有する患者においては、脊椎麻酔に際しての針挿入に伴う脊髄損傷の発生率に影響を及ぼす可能性がある。これは、より高い腰椎レベルで脊髄針挿入が行われた場合に頻繁に報告されている合併症である。 ・著者らは 1047 人の中国人患者の脊柱の磁気共鳴画像を後ろ向きにレビューして、脊…
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2000 年から 2009 年までのフィンランドにおける脊髄および硬膜外麻酔に伴う重大な合併症

・クローズド・クレームの分析は、まれな合併症の特徴についての洞察を提供する。脊髄および硬膜外ブロックに関連する重篤な合併症は比較的まれである。フィンランドでは、全医療過誤事例は、主に患者保険センター(PIC)によって「無過失制度」で処理される。 ・2000~2009 年の期間中に、中枢神経系ブロックに起因し、PIC によって解決さ…
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