テーマ:集中治療

重症疾患患者におけるフェンタニル誘発性硬直性胸部症候群の検討

・オピオイドによる胸壁硬直は、1950 年代初頭に外科麻酔中に初めて報告され、しばしばフェンタニル誘発性胸部硬直症候群(FIRCS)と呼ばれてきた。この症候群は、腹部および胸部の顕著な硬直、非同期換気、呼吸不全を特徴とし、処置に伴う鎮静や気管支鏡検査で最もよく報告されている。FIRCS は、重症成人患者における持続的な鎮痛を行う場合にお…
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重症患者の気管挿管中の心血管系虚脱に対する輸液ボーラス投与の効果:無作為化臨床試験

・重症成人の気管挿管中の低血圧はよく見られ、心停止や死亡のリスクを高める。気管挿管中の重症成人に輸液ボーラスを投与することで、高度低血圧、心停止、死亡を予防できるかどうかは、まだ不明である。本研究の目的は、高度低血圧、心停止、死亡の発生率に対する輸液ボーラス投与の効果を明らかにすることである。 ・本無作為化臨床試験は、2019 年…
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重症患者における気管挿管前後の心血管虚脱:INTUBE 試験からの知見

・心血管不安定/虚脱は、重症患者でよく見られる挿管前後のイベントである。研究の目的は、挿管前後の心血管系不安定症/虚脱に関連する修正可能な変数を特定することであった。 ・INTUBE は、2018 年 10 月から 2019 年 7 月にかけて、29 か国 197 施設の便宜的被検者で気管挿管を受けた重症患者を対象とした多施設前向…
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重症低酸素血症の ICU患者における酸素化目標値を低めに設定した場合と高めに設定した場合の長期死亡率と健康関連 Q…

・重症低酸素血症の集中治療室(ICU)患者において、酸素化目標を低く設定した場合と高く設定した場合の 1 年後の転帰を評価した。 ・急性低酸素血症の成人患者 2928 例を対象に、90 日までの ICU 在室期間中、動脈血酸素濃度の目標値を 8kPa か、または 12kPa に無作為化した Handling Oxygenation…
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ABO および RhD 血液型は重症患者の死亡率および罹患率と関連しない:29 512 人の患者を対象とした多施設…

・ABO 血液型と RhD 血液型は赤血球の表面にある抗原を表している。ABO 血液型抗原は、他の複数の細胞にも存在する。興味深いことに、これまでの研究で、血液型と多くの種類の疾患との関連性が示されている。本研究では、混合コホートおよび重症患者のあらかじめ定義された 6 つのサブ群において、ABO 血液型、RhD 血液型と罹患率および死…
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脊髄損傷の周術期管理:麻酔科医の視点から見た場合

・外傷性脊髄損傷(SCI)は、人が経験しうる最も悲惨な出来事の一つである。脊髄損傷は生命を脅かすこともあれば、長期的な障害をもたらすこともある。この記述レビューは、現在の知識のギャップを埋めるために、脊髄手術中の周術期の患者管理に対する系統的段階的気道、呼吸、循環、障害(ABCD)アプローチを明確にすることを目的としている。 ・2…
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肥満パラドックスと重症患者の低血糖症

・肥満指数(BMI)が高いことは、重症患者の死亡率低下と関連している。この関連性は、BMI が血糖値に与える影響に関連している可能性もある。著者らは、BMI、血糖値、院内死亡率の関係を調査することを目的とした。 ・4 つの国際的な大規模臨床データベースから BMI が記録された全患者を対象とした(n=259,177)。BMI と平…
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全身麻酔後の予定外の小児集中治療への入室:三次次小児病院における 7年間の後ろ向きコホート研究

・周術期の患者の安全性を高めるには、術前のリスク評価と計画を徹底することが重要である。全身麻酔後の予定外の ICU 入室の分析は、患者の安全性の指標として検証されており、品質向上のための取り組みとして多くの国で使用が推奨されている。本研究の目的は、著者らの病院における全身麻酔後の予定外の ICU 入室の理由、必要な介入、転帰を明らかにす…
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挿管された外傷患者において、高濃度酸素吸入が死亡率を高める可能性がある-後ろ向きコホート研究

・外傷患者の人工呼吸はよくあることであり、その多くは低酸素血症を避けるために通常よりも高い吸気酸素濃度(FiO2)を必要とする。本研究の主な目的は、挿管された外傷患者の FiO2 と 1 年全死因死亡率との関連を評価することである。 ・2015 年から 2017 年までに外傷後の初期段階で挿管された成人外傷患者を後ろ向きに同定した…
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COVID-19 集中治療室生存者の 6 ヶ月間の QOL(生活の質)について

・コロナウイルス 2019(COVID-19)集中治療室(ICU)生存者における長期的な生活の質(QoL)の深刻な悪化を示すエビデンスが増えていることから、著者らはこれらの患者における生活の質の低下の予測因子を明らかにした。 ・研究病院を COVID-19 センターとして利用して、2020 年 3 月〜 6 月に COVID-19…
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重症患者の死亡率に対するバランス溶液と 0.9%生食の静脈内輸液治療の効果:BaSICS 無作為化臨床試験

・静脈内輸液はほとんど全ての集中治療室(ICU)患者に使用されている。しかし、特定の種類の輸液が、死亡率や急性腎障害などの転帰を改善するかどうかについては、臨床的・実験的研究で疑問視されている。本研究の目的は、重症患者の 90 日生存率に対して、バランス溶液と生食(0.9%塩化ナトリウム)の効果を明らかにすることである。 ・ブラジ…
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COVID-19 に罹患した挿管人工呼吸患者の伏臥位:1000 人以上の患者を対象とした多施設共同研究

・COVID-19 の挿管された人工呼吸器装着患者における伏臥位の使用については、限られたデータしかない。本研究の目的は、2020 年の第 1 次パンデミック波の中で、この集団における伏臥位の使用とその効果を調査することである。 ・2020 年 2 月 24 日から 6 月 14 日に、イタリアの集中治療室(ICU) 24 室で、…
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重症疾患成人における気管挿管後低血圧の危険因子と予測:多施設前向きコホート研究

・ICU での気管挿管後の低血圧は転帰不良と関連している。この循環動態障害の発現を推定するのに役立つ正式な予測ツールはない。著者らの目的は、気管挿管後の即時型低血圧の予測モデルを導出して検証することであった。 ・2015 年 7 月から 2017 年 1 月までに米国の 16 の内科/外科 ICU で気管挿管を受けた 934 人の…
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中心静脈圧の上昇は、重症患者の死亡率と急性腎障害の増加に関連している:メタ分析

・重篤な成人患者における中心静脈圧(CVP)と死亡率および急性腎障害(AKI)の関連は不明のままである。重篤な成人患者で CVP の上昇が死亡率と AK の増加Iに関連しているかどうかを調査するために、メタ分析を実施した。 ・2019 年 6 月まで PubMed と Embase を検索して、集中治療室に入室した重症患者の CV…
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待機的非心臓手術後の術後集中治療室入室:NSQIP データベースの単施設分析

・手術後の集中治療室(ICU)への入室は、重大合併症率と死亡率に関連する可能性がある。この観察コホート研究の目的は、待機的非心臓手術を受ける患者で、術後 ICU 入室に関連する周術期因子を特定することである。 ・2011 年 1 月から 2016 年 9 月まで、三次医療大学医療センターの ACSNSQIP データベースのデータを…
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全血の凝固能低下は、重症敗血症患者の 28 日死亡リスクが高いことと相関している

・凝固能低下と血小板機能障害は、敗血症における死亡の高いリスクに関連付けられている。著者らのコホート研究の目的は、敗血症による凝固能低下(ROTEM で評価)と血小板機能障害(MULTIPLATE で評価)が、29 日から 90 日の間に死亡した患者と比較して、28日以内に死亡した敗血症患者の方が不良であるかどうかを判断することであった…
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外科系 ICU における周術期血清乳酸値と術後 90 日死亡率:後ろ向き関連性研究

・術前および術後の最高乳酸値と外科系 ICU 患者死亡率との関連性に関する情報は不十分である。研究も目的は、外科系 ICU 入室患者の周術期乳酸値と 90 日死亡率との関連を調査することであった。 ・三次大学関連病院単施設の ICU での後ろ向き回顧コホート研究で、2012 年 1 月から 2017 年 12 月までに ICU に…
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集中治療室での自発呼吸試験を成功させるための PO2/FIO2 比と浅速換気指数の予測精度を比較する

・研究の目的は、集中治療室での抜管前の自発呼吸試験の成功について、PFR の予測精度を RSBI と比較することであった。 ・この横断的研究は、2017 年 7 月から 2019 年 1 月まで、中国のムルタン医科大学とニシュタル医科大学病院の心疾患研究所の ICU で実施された。PO2/FIO2と RSBI は、SBTの開始前と…
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神経集中治療室の末梢静脈内カテーテルによるフェニレフリン投与の安全性と妥当性

・血圧の最適化と脳脊髄灌流圧の維持は、神経疾患患者の治療の主力である。伝統的に、血管収縮剤の投与には、固有の合併症のリスクを伴う中心静脈路確保が必要とされてきた。著者らは、以前に神経集中治療室でのフェニレフリンの末梢投与の安全性に関する予備研究データを報告している。この経過追跡では、より堅牢なコホートでの低濃度フェニレフリンの末梢投与の…
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重症疾患小児の血行動態と死亡率に及ぼすケタミン持続注入の効果

・著者らは、重症疾患小児患者で、ケタミン持続注入が血行動態と死亡率に及ぼす影響を調査した。三次小児集中治療室(PICU)で後ろ向きコホート研究を実施した。 ・2015 年から 2017 年まで 24 時間以上、持続的に鎮静剤を使用した患者が含まれた。持続ケタミンの開始前と開始後の 12 時間の血圧、心拍数、呼吸数、血管作動薬、鎮静…
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急性低酸素性呼吸不全の成人患者における挿管前の前酸素化:無作為化試験のネットワークメタ分析

・急性低酸素性呼吸不全の患者は、気管挿管中に生命を脅かす合併症のリスクがある。前酸素化は、低酸素血症と挿管関連の合併症のリスクを減らすのに役立つ可能性がある。このネットワークメタ分析は、急性低酸素性呼吸不全の成人患者における前酸素化法の有効性と安全性をまとめたものである。 ・PubMed、EMBASE、Cochrane Libra…
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ICU 長期滞在 vs 短期滞在が 5年死亡率と罹患率に及ぼす影響:傾向スコア相応コホート研究

・重症疾患の長期的転帰は、重症疾患の継続期間と集中治療によって影響を受ける可能性がある。集中治療室(ICU)の短期(<8 日)と長期(≧8 日)在室後の死亡率と罹患率差を調査することを目的とした。 ・この事前計画された前向きコホート、5 年間の追跡調査には、元の EPaNIC トライアル患者が含まれた。死亡率はすべて評価された。罹…
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急性腎障害における死亡率と腎代替療法の必要性に及ぼすフロセミドの影響:無作為化試験の系統的レビューとメタ分析

・研究の目的は、現在のエビデンスに基づいて急性腎障害(AKI)の成人患者における死亡率と腎代替療法(RRT)の必要性に及ぼすフロセミドの影響を検討することであった。 ・PubMed(Medline)と Embase で 1998 年から 2018 年 10 月まで、AKI の任意のステージでフロセミドによる予防/治療を代替治療/標…
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集中治療室での早期高酸素症は軽度から中等度の動脈瘤性くも膜下出血患者における神経学的転帰不良と有意に

・酸素投与は動脈瘤性くも膜下出血(SAH)患者の急性期管理に不可欠であるが、高酸素は有害な影響を及ぼしうる。SAH 患者の神経学的転帰に及ぼす高酸素の影響は不明である。SAH 患者の神経学的転帰不良と集中治療室(ICU)における最初の 24 時間中の高酸素の関連性を調査することを目的とした。 ・2009 年 1 月から 2018 …
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糖尿病のある集中治療室患者における院内合併症:従来型と制限のないブドウ糖投与プロトコルの前後研究

・糖尿病(DM)のある重症患者は院内合併症の危険性が高く、そのような患者に最適な血糖目標は不明のままである。最近、DM 患者に対してより自由度の高い血糖管理アプローチが提案されているが、その合併症への影響に関しては不確実性が残っている。 ・著者らは、DM を有する ICU 患者で、制限のない血糖目標の方が合併症がよく見られるだろう…
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ICU での挿管のための 4 種の前酸素化法の有効性比較:MACMAN trial の後ろ向き分析

・重度の低酸素血症は気管挿管中の最もよくある重篤な有害事象である。予防策として、前酸素化が日常的に行われている。様々な入手可能な前酸素化器具の相対的な有効性は不明である。ここでは、著者らの目的は気管挿管中の前酸素化器具とパルスオキシメトリ値との関連性を評価することであった。 ・フランスの ICU 7 施設で実施された集中治療での気…
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病棟および集中治療室における患者頭部挙上位は緊急気管挿管の合併症を減少させる

・待機的手術患者からのデータに基づいて、前酸素化と気管挿管のために患者を上体頭部挙上位にすることは、患者の安全性を改善する可能性がある。ただし、緊急時に限った独自データが不足している。著者らは、上体頭部挙上位は緊急治療室環境における気管挿管に関連した合併症の減少と関連すると仮定した。 ・この後ろ向き研究はワシントン大学のヒト被検者…
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重症患者の気管挿管に際してのネーザルハイフロー前酸素化:無作為化臨床試験

・鼻カニューレからの高流量療法(HFNC)による前酸素化は、集中治療室(ICU)で現在広く行われている。しかし、重症ではない低酸素血症患者におけるその意義は、大規模な無作為化試験で評価されたことがない。無作為化対照試験(PROTRACH 試験)で、著者らは ICU での迅速挿管(RSI)中の重症でない低酸素血症患者おいて、HFNC vs…
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重症患者における挿管のための直視可能型ビデオ喉頭鏡導入の前後比較研究

・集中治療室(ICU)患者の気道管理は困難である。本研究の主な目的は、重症患者における直視可能型ビデオ喉頭鏡と標準マッキントッシュ喉頭鏡との間で喉頭鏡検査困難および/または挿管困難の発生率を比較することであった。 ・気道管理のための品質改善プロセス実施の前後で、著者らは新しい直視可能型喉頭鏡を評価する前向き介入単施設前後研究を実施…
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重症成人患者における挿管処置に関連した心停止と死亡率:多施設共同コホート研究

・研究の目的は、ICU での挿管中の心停止の有病率と危険因子、ならびに ICU 挿管関連心停止と 28 日死亡率との関連性を調査することであった。 ・フランスの ICU 64 室での前向きに収集されたデータの後ろ向き分析で、ICU で挿管を必要とした重症患者を対象とした。 ・対象となった 1847 件の挿管手技の間に、49 …
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