胸部硬膜外麻酔における傍正中アプローチと正中アプローチの術後背部痛の比較

・硬膜外麻酔後の背部痛の発生は、患者が脊柱管鎮痛を拒否する理由の一つである。本研究の主要評価項目は、正中法と傍正中法による硬膜外穿刺手技後の背部痛の発生率と重症度を比較することであった。副次評価項目は、背部痛の発生に関連する危険因子を特定することである。 ・本前向き無作為化試験には、上腹部または胸部手術後の疼痛管理のために胸部硬膜…
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■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2022/08/16

【問題1】(合併症) 悪性高熱症(MH)について誤っているのはどれか。 ア:劇症MHの80%にCICR機構の亢進を認める。 イ:MHが発症した場合、麻酔器の交換は時間も手間もかかるので、あえて行う必要はない。 ウ:ダントロレンは強酸性なので単独ルートで投与するのが原則である。 エ:Ca拮抗薬はダントロレンと同時に投与する…
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高齢手術患者における術前認知機能障害と術後せん妄-後ろ向き大規模コホート研究

・術後せん妄は高齢の手術患者に多くみられ、入院期間の延長や重大な罹患率と関連している。ベースラインの認知機能障害が重要なリスク因子であることを示唆するエビデンスもある。高齢の手術患者には、術前の認知障害と術後せん妄の両方についてルーチンにスクリーニングすることが推奨されている。2019 年以降に、著者らは、年齢 70 歳以上の全待機的手…
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麻酔導入時のビデオ喉頭鏡検査による上部食道閉塞における輪状甲状軟骨圧迫と傍気管圧迫の有効性:無作為化クロスオーバー…

・胃内容物の受動的逆流を防ぐための操作は、急速導入と挿管を通して効果的に食道を閉塞させるために適用される。本無作為クロスオーバー試験の目的は、麻酔導入時にビデオ喉頭鏡検査による食道閉塞における輪状軟骨圧迫と傍気管圧迫の有効性を検討することである。 ・成人患者 40 例に麻酔を導入し、声門に対する食道入口部の位置と、傍気管下部におけ…
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帝王切開術における硬膜外脊椎併用麻酔時の血圧低下予防のためのノルエピネフリンとフェニレフリン注入の相対的な効力の検…

・帝王切開に際しての脊椎麻酔時の低血圧を治療するためにノルエピネフリンとフェニレフリンをボーラス投与した場合の相対的な効力が報告されているが、持続注入データはほとんどない。本研究では、帝王切開のための硬膜外脊椎併用麻酔時の低血圧を予防するために、ノルエピネフリンとフェニレフリンを持続投与した場合の相対的効力を明らかにすることを目的とした…
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異なる年齢層における麻酔導入時の意識消失を達成するためのレミマゾラムの 95% 有効用量の決定

・レミマゾラムは、もともとミダゾラムの改良型として開発された新しい超短時間作用型ベンゾジアゼピンである。最近の研究では、全身麻酔におけるレミマゾラムのプロポフォールに対する非劣性が示された。しかし、全身麻酔を達成するために必要なレミマゾラムの導入ボーラス量について検討した研究はこれまでほとんどない。著者らは、意識消失(LOC)を達成する…
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病的肥満患者のビデオ喉頭鏡ガイド下気管挿管におけるランプ体位とスニッフィング体位の比較:前向き無策化研究

・直接喉頭鏡検査を受ける肥満患者の気管挿管にはランプ体位が推奨されている。しかし、ビデオ喉頭鏡ガイド下挿管においてランプ体位の使用が有益であるかどうかは、依然として不明である。本研究では、病的肥満患者を対象に、ランプ体位とスニッフィング体位でビデオ喉頭鏡を用いた挿管時間を評価した。 ・病的肥満患者(n=82;肥満指数≧35kg/m…
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帝王切開時の脊椎麻酔におけるブピバカイン単独およびデキスメデトミジン、メペリジンとの併用による鎮痛効果特性:二重盲…

・帝王切開時の脊椎麻酔において、ブピバカインの補助薬を比較し、ブピバカイン単独とデキスメデトミジンまたはメペリジンとの併用における特異的ブロック特性と副作用を評価した。 ・本二重盲式無作為化臨床試験研究では、90 人の妊婦を群に分け、10mg ブピバカイン(B 群)、10mg ブピバカイン+5μg デキスメデトミジン(BD 群)、…
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神経モニタリングによる麻酔深度と術後せん妄との関連性

・術後せん妄(POD)は、その深刻さと高い発生率にもかかわらず、十分に診断されていない疾患である。せん妄のある患者は入院期間が長く、術後合併症が多く、病院費用も増加する。その重要性と特異的な治療法がないことから、多因子による予防策がエビデンスに基づくものである。著者らの仮説は、全身麻酔を使用し、BIS モニタリング装置により過度に深い麻…
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気管チューブおよびラリンジアルマスクの拡張ライン破損時の静脈内カテーテルによる修復の有効性

・周術期医療や集中治療室では、医療行為中に気管チューブ(ETT)やラリンジアルマスク(LMA)の拡張ラインを誤って切断してしまうことがある。著者らは、損傷した ETT や LMA の拡張ラインを修復するための簡単な方法を考案した。 ・この in vitro 研究では、ETT(n=20)または LMA(n=20)モデルをそれぞれ実験…
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全身麻酔患者の挿管時の心拍数上昇抑制におけるフェンタニルとデキスメデトミジンの比較:メタ分析

・全身麻酔導入、気管挿管、抜管、喉頭鏡検査は、特定の血行動態の変化と関連している。気管挿管と喉頭鏡検査は交感神経刺激に関係し、高血圧と頻脈につながる。最近の研究では、デキスメデトミジンは呼吸機能を低下させないため、安全で効果的であることが示されている。本メタ解析は、全身麻酔を受ける患者の挿管時の心拍数(HR)上昇を抑制するデキスメデトミ…
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吸入全身麻酔と全静脈麻酔の術後認知機能障害の発生率:系統的レビューとメタ分析

・術後認知機能障害(POCD)は、術後合併症の一因としてますます認識されるようになってきている。合意形成ワーキンググループは、POCD を遅延性認知回復(術後 30 日までの評価)と神経認知障害(術後 30 日〜12 ヶ月の評価)とに区別すべきであると勧告している。さらに、吸入麻酔または全静脈麻酔(TIVA)の麻酔薬の選択と、それが P…
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健康診断で「メタボ宣告」を受けて・・・その2

「健康診断で「メタボ宣告」を受けて・・・」の続編だ。 今回の「生活習慣の見直し」の 1 項目としての 3.血糖値を上げないようにする  3-1:野菜から食べる  3-2:ご飯など炭水化物を半分にして、魚/ヨーグルト/納豆を食べる  3-3:甘い飲食やおやつを控える  3-4:よく噛んで食べる の中の「3-2」は、実は、…
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重症疾患患者におけるフェンタニル誘発性硬直性胸部症候群の検討

・オピオイドによる胸壁硬直は、1950 年代初頭に外科麻酔中に初めて報告され、しばしばフェンタニル誘発性胸部硬直症候群(FIRCS)と呼ばれてきた。この症候群は、腹部および胸部の顕著な硬直、非同期換気、呼吸不全を特徴とし、処置に伴う鎮静や気管支鏡検査で最もよく報告されている。FIRCS は、重症成人患者における持続的な鎮痛を行う場合にお…
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■ 臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題 ■ 2022/08/05

【問題1】(麻酔) 腹腔鏡下手術について正しいのはどれか? ア:妊婦や小児でも腹腔鏡下手術は禁忌ではない。 イ:腹腔内圧が15mmHgを超えると腎血流量、糸球体濾過率、尿量も減少する。 ウ:気腹開始初期には末梢血管抵抗や平均動脈圧は著明に上昇する。 エ:逆Trendelenburg体位では無気肺が生じやすくなる。 オ:…
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帝王切開分娩における予防的メチルゴノビンとオキシトシンの併用とオキシトシン単剤の比較無作為化比較試験

・研究の目的は、帝王切開分娩を受ける患者において、オキシトシンに加えて予防的にメチルエルゴノビンを投与することにより、子宮収縮剤を追加投与する必要性が減少するかどうかを評価することであった。 ・これは、帝王切開分娩を受ける患者を対象とした単施設でのプラセボ対照無作為化試験であった。患者は、オキシトシン 300mL/分で静注+メチル…
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