腎動脈下大動脈瘤の血管内修復術に対する局所麻酔

Local Anaesthesia for Endovascular Repair of Infrarenal Aortic Aneurysms
European Journal of Vascular & Endovascular Surgery published online 21 June 2011.

・本調査では、定時の血管内動脈瘤修復術(EVAR)患者で『局所麻酔を第一に』アプローチの結果を分析し報告した。

・2007年1月~2010年8月に、合計217例の連続患者(男性187人、年齢の中央値76歳、範囲52-94歳)は、既定の局所麻酔(LA)除外基準を満たし、本アプローチ下に定時EVARを受けた。技術的妥当性、死亡率、合併症、エンドリーク率について後向きに分析した。結果は、観察研究として報告された。

・LAは患者183人(84%)に、区域麻酔(RA)は患者9人(4%)に、全身麻酔(GA)は患者25人(12%)に適用された。 LAからGAへ麻酔法の変更は、14人の患者(7.6%)で必要であった。気道閉塞(n=4)と持続性咳嗽(n=3)が、GAへの変更の最も一般的な原因であった。 LA群の30日死亡率は2.7%であり、術後合併症を呈した患者は16/183例(8.7%)であった。全ての1型エンドリーク(n=5、2.7%))は、LAかつ動脈瘤の形態に問題のある症例で発生した。

・『局所麻酔を第一に』戦略は、EVARを受ける患者の75%で、良好に適用きる。LAの使用はイメージングの質と、したがって正確なグラフトの位置決めに影響を与え得る。動脈瘤の形態に問題のある症例では、この点についての考慮が必要である。

[!]:多くのの症例は局所麻酔で可能であるが、局所麻酔では患者の体動が問題になるので、動脈瘤の形態に問題がある場合には、局所麻酔を避けた方が術後のエンドリークが少なくなると言いたいようだ。

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