ヒドロコルチゾンは日帰り膝関節鏡術後シバリングを減少させる

Hydrocortisone reduces postoperative shivering following day care knee arthroscopy
Canadian Journal of Anesthesia published online 25、August 2011

・術後のシバリングは、全身麻酔後の患者によく観察される。ヒドロコルチゾンの術中の単回投与が術後シバリングを予防あるいは軽減するか検証するために、日帰り膝関節鏡検査を受ける患者で、二重盲式無作為対照化試験を行った。

・120人の患者は、亜酸素化窒素-イソフルラン-レミフェンタニル麻酔を受けた。麻酔終了の約10分前に、生食(対照群; n=40); ヒドロコルチゾン1 mg/kg iv(ヒドロコルチゾン-1群; n=40)、ヒドロコルチゾン2 mg/kg iv(ヒドロコルチゾン-2群; n=40)を投与されるよう無作為化された。術後シバリングは5点スケールを使って投与薬を知らされない観察者が分類した: グレード0: なし; グレード1: 1ケ所以上の鳥肌があるが、筋肉活動は見られない; グレード2: 1ケ所以上の限局性の筋肉活動がみられる; グレード3: 2ケ所以上の筋肉活動がみられる; グレード4: 全身に及ぶ著しい筋肉活動。

・シバリング(グレード1-4)は、対照群の患者33人(82%)で、ヒドロコルチゾン-1群の患者13人(32%、対照群と比較してP<0.001)で、ヒドロコルチゾン-2群の患者8人(20%、対照群と比較してP<0.001)で観察された。シバリングの全体的発生率は、ヒドロコルチゾン-1群とヒドロコルチゾン-2群で同程度であった。

・本研究から、全身麻酔下に日帰り膝関節鏡を受ける患者では、ヒドロコルチゾン(1-2 mg/kg iv)が術後シバリング予防に効果的であることが示された。

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