電子麻酔記録導入奮闘記 その29

■ 2009年10月5日(月):開心術時の心肺チャートとの同時記録の問題が解決できた!

 RS232Cポートの2分配器が予定よりもずいぶん早く、昨日(10/4(日))届いた。
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 今日は、ちょうど心臓外科の手術がなかったので、心外科の部屋が空いており、MEスタッフのMさんの協力を得て、麻酔チャートと心肺チャートの同時記録が可能かどうか実験してみた。

 先日(「その26」)で考えた分配器とケーブルの接続を実際に行おうとしたが、部分的にうまく行かないところがあって、「百万ボルト」に部品調達に行ったが、目的とするものがなく、がっかり・・・・。しかし、淡い期待を抱いて「デオデオ」まで行ったところ、なんとか目的を達成する部品を調達できた。さすがはデオデオ、品揃えが百万ボルトよりも少し勝っている。

 ケーブル類を接続し、まず「麻酔チャート」を起動しモニタリングを開始した。次いで、Mさんに「心肺チャート」を起動してもらい、モニタリングを開始した。すんなり成功である。

 そもそも RS232C の通信というのは、1対1を前提としており、1対多や、多対多は規格外の接続らしい。そのため、分配器のチャンネル1は、双方向通信可能だが、チャンネル2は1方向通信しかできない。

 もしも、両方を双方向通信可能にすると、通信データが混信してしまって、どちらも正常な通信ができなくなってしまうのだ。したがって、心電図モニターに「データを×○△という規格で送信してくれ。」というコマンドを送出する場合は、チャンネル1に接続されたノートPCから送らなければならない。

 開心術で、麻酔チャートと心肺チャートを同時記録する場合は、上記の実験で行ったように、

① まず麻酔チャート側でモニタリングを開始しておき
② 次いで心肺チャートでも記録を行う。

という順番で行う。
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 そうするためには、チャンネル1に「麻酔チャート」用PCをチャンネル2に「心肺チャート」用PCを接続しなくてはならない。

つづく

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