頸部骨折手術受ける患者の1年死亡率予測 Nottingham Hip Fracture Score

Nottingham Hip Fracture Score as a predictor of one year mortality in patients undergoing surgical repair of fractured neck

Br. J. Anaesth. First published online: January 28, 2011

・股関節部骨折の外科的修復は、高い術後死亡率と関係している。高リスク患者の識別は、臨床的管理の判断と資源配分を助けるのに価値があるかもしれない。Nottingham Hip Fracture Score(NHFS)は、股関節部骨折手術の30日後の死亡を予測するための有効な評価法である。それは、リスク・スコアに組み込まれた死亡に関する7つの独立予測因子から成る:年齢(66-85、≧86年)、性別(男性)、合併症の数(≧2)、入院時簡略知能検査スコア(≦6/10)、入院時ヘモグロビン濃度(≦10g/dl)、施設内での生活、悪性腫瘍の存在。我々は、NHFSが大腿骨頚部骨折の修復手術を受ける患者群で1年後死亡予測手段となるかどうか調査した。

・NHFSを、、1999~2009年に股関節部骨折手術を受けた6202人の患者で後ろ向きに算出した。1年後と30日後の術後の死亡データを、病院統計と国立統計所から集めた。

・術後30日の時点での全体的死亡率は8.3%で、1年後では、29.3%であった。NHFS≦4は低リスク、NHFS≧5は高リスクと考えられた。30日後の生存率[96.5% vs 86.3%(P<0.001)]と、1年後の生存率[84.1% vs 54.5%(P<0.001)]は、高リスク群よりも低リスク群の方が大きかった。

・NHFSは、股関節部骨折手術後の1年死亡率の危険性を階層化するのに使用できる。

[!]:整形のDrにとっては、有用なスコアリング・システムかもしれない。麻酔科が3ヵ月後や1年後の予後を患者にインフォームするのはちょっとお門違いな気がする。

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