重症の骨盤子宮内膜症に対する腹腔鏡下子宮摘出術 vs 開腹子宮摘出術

Laparoscopic hysterectomy versus abdominal hysterectomy for severe pelvic endometriosis
International Journal of Gynecology & Obstetrics .published online 18 November 2011.

・重症の骨盤子宮内膜症患者で腹腔鏡下子宮摘出(LH)vs 腹式子宮摘出(AH)の手術転帰を比較することを目的とした。

・2002年1月~2007年12月に、子宮内膜症で子宮摘出を受ける患者の後向きレビューを行った。合計503人の患者は、重症骨盤子宮内膜症に罹患しており、そのうち、115人の患者はLHを、そして、388人の患者はAHを受けた。手術時間、出血量、在院日数、輸血必要性を含む手術転帰を分析し、2つの治療群間で比較した。

・手術時間は、AHよりもLHの方が有意に長かった(それぞれ、185.1±48.7分 vs 139.9±52.4分;P<0.001)。しかし、推定出血量、在院期間、合併症率は、AH群よりもLH群患者の方が、有意に少なかった(それぞれ、302.6±255.1mL vs 760.9±633.2mL[P<0.001]; 3.5±1.1日 vs 6.4±3.0日[P<0.001];18.3% vs 49.0%[P<0.001])。

・LHは、AHと比較して合併症が少ないことと関係していた。従って、LHは、子宮摘出を必要とする重症骨盤子宮内膜症女性にとって好ましい外科的選択肢とするべきである。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック