鼓膜形成術を伴う乳様突起削開術後のPONV:TIVAとバランス麻酔での比較k

Postoperative nausea and vomiting after mastoidectomy with tympanoplasty: a comparison between TIVA with propofol-remifentanil and balanced anesthesia with sevoflurane-remifentanil
Korean J Anesthesiol. 2011 Nov;61(5):399-404.

・術後悪心嘔吐(PONV)を防ぐためにプロポフォールとレミフェンタニルによる完全静脈麻酔(TIVA)を使用した麻酔法への関心が高まっている。本研究の目的は、鼓膜形成術を伴う乳様突起削開術を受ける患者でPONVを防ぐために2種類の麻酔法で比較することであった。

・説明と同意の後、待機的な乳様突起削開術と鼓膜形成術を受ける20歳から60歳の62人の患者は、無作為に同数の2群に分けられた:P/R群(n=31)はプロポフォールとレミフェンタニルによるTIVAを受ける患者群で、S/R群(n=31)は、セボフルランとレミフェンタニルによるバランス麻酔を受ける患者群である。PONVの頻度と完全奏効(PONVなく、レスキュー薬投与なし)を術後1時間と24時間に、Rhodes Index を使用して評価した。また、レスキューの制吐剤の使用と疼痛強度を記録した。

・発生スコア、苦痛スコア、経験スコアを含む Rhodes Index は研究期間中、S/R群よりもP/R群で有意に低く、完全奏功の頻度は、術後24時間中、S/R 群よりも P/R 群で有意に高かった。S/R 群の4人の患者は、術後1時間以内に制吐剤を要求した。疼痛強度には、群間に有意差はなかった。

・セボフルランとレミフェンタニルによるバランス麻酔に比較して、プロポ フォールとレミフェンタニルによる TIVA 麻酔後では、PONV 発生率は有意に低く、程度も軽かった。

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