脊柱管麻酔と全身麻酔が術後 NK T リンパ球機能に及ぼす効果の比較のメタ分析

Meta-analysis of the effect of central neuraxial regional anesthesia compared with general anesthesia on postoperative natural killer T lymphocyte function
Journal of Clinical Anesthesia Volume 24, Issue 1 , Pages 3-7, February 2012

・脊柱管内 (脊髄または硬膜外)麻酔と全身麻酔が術後のナチュラル・キラー(NK)T リンパ球の機能に及ぼす影響を比較することを目的とした。大学付属病院でのメタ分析である。

・1966 年から 2009 年の医学文献を体系的に検索した結果、脊柱管内ブロックを受けた合計 184 人の患者を含む 5つの該当研究が見つかった。ナチュラル・キラー T リンパ球の機能を検討した。

・研究間には有意な異質性があった [ I2 = 94.4 % (95 %CI=90.3- 96.2 %)]。全体的な固定効果オッズ比は 0.86 であった(0.66-1.14、P =0.25)。ランダム効果オッズ比は 1.13 であった(0.26-4.92、P=0.79)。

・麻酔法は、術後の NK T リンパ球機能に有意な影響を与え無いように見える。観察された異質性を考慮すると、癌患者で、麻酔法が一般に免疫機能、特に NK T リンパ球機能に及ぼす効果について更なる臨床研究が必要である。

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