挿管困難の可能性のある成人患者で、McGrath ビデオ喉頭鏡と C-MAC ビデオ喉頭鏡とを比較

Randomized controlled trial comparing the McGrath videolaryngoscope with the C-MAC videolaryngoscope in intubating adult patients with potential difficult airways
Br. J. Anaesth. (2012) 109 (3): 439-443. doi: 10.1093/bja/aes145 First published online: June 7, 2012

・現行の麻酔診療において、めったに遭遇しないが、挿管困難と挿管失敗は、罹患率と死亡率の主な原因である。挿管困難と失敗を減少させるために、最近開発されたビデオ喉頭鏡を含めいくつかの器具が利用可能である。本無作為対照研究の目的は 困難気道の可能性のある成人患者で、McGrath ビデオ喉頭鏡を C-MAC ビデオ喉頭鏡と比較することであった。

・マランパチ分類≧3 で、経口挿管を必要とする合計 130 人の患者は、McGrath ビデオ喉頭鏡か、C-MAC ビデオ喉頭鏡で挿管されるよう無作為化された。主要転帰は挿管時間であった。喉頭鏡視野、挿管試技数、挿管成功率、挿管の容易さ、挿管に対する血行動態反応、あらゆる合併症の発生頻度を記録した。

・McGrath ビデオ喉頭鏡の方が視野分類 1 が有意に多かったにもかかわらず、McGrath ビデオ喉頭鏡に比較して、C-MAC ビデオ喉頭鏡の方が、挿管成功までの時間が短かった{50秒[四分位領域(IQR)38-70] vs 67秒(IQR 49-108)、p<0.001}。また、McGrath ビデオ喉頭鏡と比較して、C-MAC ビデオ喉頭鏡の方が、挿管試技数も少なく、挿管が容易であるという結果となった。挿管成功率、合併症数、血行動態反応の変化については、両ビデオ喉頭鏡間で、統計的有意差はなかった。

・マランパチ分類≧3 の患者で使用した場合、C-MAC ビデオ喉頭鏡は、McGrath ビデオ喉頭鏡に比較して、挿管時間が短く、挿管試技数が少なく、挿管が容易であった。

【McGrath ビデオ喉頭鏡】
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【CーMAC ビデオ喉頭鏡】
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