硬膜外血液パッチは小児患者の硬膜穿刺後頭痛に有効である -10年間の経験-

Epidural blood patches are effective for postdural puncture headache in pediatrics ? a 10-year experience
Pediatric Anesthesia Article first published online: 27 SEP 2012 DOI: 10.1111/pan.12034

頭痛12.png・硬膜穿刺後頭痛(PDPH)は、腰椎穿刺(LP)後の比較的よくある合併症である。保存的治療で 2、3 日以内に効果がなく症状がひどい場合には、硬膜外血液パッチ(EBP)が実施されるかもしれない。クオピオ大学病院(KUH)とサタクンタ中央病院(SCH)で 10 年間にわたって、小児と若者で EBP の必要性と効果を評価する診療録レビューを実施した。

・患者処置データベース情報システムをレビューして、EBP を実施された患者を同定した。そして、小児患者の診療録は、PDPH の特徴と関連する症状を比較され、EBP の効果を評価した。

・42 例の EBP 、41人の患者(女子 24 人、男子 17人)に、KUH で 26 例、SCH で 15例が実施された。5 人の患者(全員が KUH)は、3 ~12 歳の小児で、36 人は年齢 13~18 歳の若者であった。LP の適用は診断(n=26)、脊椎麻酔/鎮痛(n=11)、化学療法の導入( n=2)であり、4 人の患者は硬膜外針で不慮の硬膜穿刺後に PDPH を発症した。初回の EBP は、37 人の小児で完全な症状緩解を提供し、初回成功率は 90% で、85% で二度と症状は起こらなかった。KUH で、脊椎麻酔/鎮痛後に EBP を必要としたのは、小児で <1/1000 で、若者で、2-3/1000 、化学療法後では、1-2/1000 であった。EBP に関連した重篤な副作用は、まったく記録になかった。

・PDPH の症状がひどくて、保温的治療で軽快しない場合には、EBP は小児患者で非常に効果的な処置である。

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