■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2012-11-21




【問題1】(麻酔科学用語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (b________) (d_______) : 気管支ドレナージ

(2) (b____) (f________) : 血流計

(3) (a_________) (e_____) : 抗クラーレ効果

(4) (t______) of (p________) : 妊娠中毒症

(5) (d_______) (n__________) : 糖尿病性腎症


[解答]
(1)bronchial drainage(2)blood flowmeter
(3)anticurare effect(4)toxemia of pregnancy
(5)diabetic nephropathy


[出典] 麻酔科学用語集 第3版



【問題2】(心臓手術の麻酔) 循環系疾患の治療に用いられる薬物の心臓手術前の投与について正しい記述はどれか。

ア:心機能抑制を避けるため、β遮断薬は前日より中止する。

イ:心肺バイパス後はジゴキシン中毒になりやすいので、心房細動の心拍数調節に用いているジゴキシンは3日前から中止する。

ウ:ニトログリセリンは麻酔導入中に低血圧を起こすことがあるので、手術当日は減量して投与する。

エ:クロニジンは、麻酔必要量を減少させる。

[解説] β遮断薬の突然の中止により反跳性高血圧、狭心症の悪化をみることがある。手術当日まで継続する。ナドロールのような長時間作用性β遮断薬を除いて、心肺バイパス後の徐脈や心抑制は、問題とならない。クロニジンも突然の投与中止で反跳性高血圧を起こすことがある。クロニジンは周術期の高血圧の頻度を減少させるほか、その中枢神経系への作用により揮発性麻酔薬、麻薬の必要量を減少させる。心肺バイパス後にはジゴキシン中毒を起こしやすい。しかし、心房細動の心室心拍数コントロールが重要な症例については、手術当日まで投与を継続する。


[正解] (エ)のみ [出典] 麻酔科クリニカル問題集


■ これって常識? ■
多発性骨髄腫で,腰背部痛に続く対麻痺をみたら,脊髄圧迫を疑え!

1)脊椎の腫瘍(形質細胞腫)や圧迫骨折による脊髄圧迫が最も疑われる病態である.
2)診断治療の時期が,運動障害の予後を大きく左右するので,緊急事態である.
3)通常,まず腰背部痛や頸部痛で発症し,運動性対麻痺(多くは下肢,まれに四肢),知覚性対麻痺,運動直腸障害の順に進行する.
4)最も優れた画像診断は,MRI.
5)治療は,抗浮腫療法としてグリセオールとステロイド(デカドロン),局所の放射線療法,さらには化学療法を考慮.


[出典] 知っているつもりの内科レジデントの常識非常識 第3章 378の常識~血液編



【問題3】(周術期の呼吸不全) 酸素消費量が増加する場合はどれか。
ア:ふるえ イ:発熱 ウ:痙攣 エ:敗血症

[解説] ふるえでは酸素消費量は正常の3-5倍になる。妊娠、小児では酸素消費量が増加している。


[正解] (全て) [出典] 麻酔科クリニカル問題集

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