従来型腹腔鏡とロボット補助腹腔鏡手術後の術後痛と回復

Postoperative Pain and Recovery After Conventional Laparoscopy Compared With Robotically Assisted Laparoscopy
Obstetrics & Gynecology: March 2013 - Volume 121 - Issue 3 - p 547-553

・本研究の目的は、婦人科の従来型腹腔鏡下手術とでロボット補助腹腔鏡下手術後の術後疼痛を比較することであった。

・これは、2011 年 3 月~2012 年 3 月に、大学関連病院で従来型腹腔鏡下、またはロボット補助腹腔鏡手術を受けた患者の前向き非無作為化分析である。数値評価スケールと硫酸モルヒネ等価物に換算した麻薬使用量を使用して、術後疼痛を測定した。主要転帰は、術後第 1 日目に得られる数値評価スケールによるペインスコアであった。

・110 人の患者が登録された; 91 人が、統計分析対象となった。 両群は、人種、腹腔骨盤手術の既往、精神科的既往、薬物濫用に関して同様であった。ロボット補助腹腔鏡手術を受けた患者は、6 歳年長であり、肥満指数が 6 ポイント高かった。従来型腹腔鏡とロボット補助腹腔鏡手術での在院期間の中央値は、それぞれ、2 日と 3 日であった(P<.001);麻薬の使用終了までの期間の中央値は、それぞれ 4 日と 4.5 日であった(P=.336); 日常生活に復帰するまでの期間の中央値は、それぞれ、13 日と 21 日であった(P=.021)。経時的な数値評価スケールによる平均ペインスコア(P=.499)や、平均麻薬必要量(P=.393)については群間に有意差はなかった

・ロボット補助腹腔鏡手術は、術後疼痛の主観的および客観的尺度の点で、従来型腹腔鏡検査と同等である。
エビデンス・レベル:Ⅱ

[!]:ロボット補助の方が在院期間、日常生活復帰までの期間が長くなるのはなぜなんだろうか?

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