膝関節鏡手術中の低用量ケタミン+プロポフォールがタニケット誘発性の虚血再灌流傷害に及ぼす効果

The effects of a small-dose ketamine-propofol combination on tourniquet-induced ischemia-reperfusion injury during arthroscopic knee surgery
Journal of Clinical Anesthesia Volume 26, Issue 1 , Pages 46-51, February 2014 G Nermin et al.

・本研究の目的は、脊椎麻酔中の鎮静に使用した低用量のケタミンとプロポフォールの併用がタニケット誘発性虚血再灌流障害に及ぼす効果を調査することであった。

・研修・研究病院での、半月板や軟骨病変に対する待機的膝関節鏡手術予定の、ASA-PS�・�、年齢 20~60 歳の成人 60 人を対象とした前向き無作為化試験である。ベースライン(T1)で、初期血行動態パラメータを記録、血液検体を採取し、次いで、脊椎麻酔を行った。�群(n=30)では、ケタミン 0.5 mg/kg/hr とプロポフォール 2 mg/kg/hr を併用投与されたのに対して、�群(n=30)では等量の生理食塩水を持続注入した。空気圧タニケットを使用した。マロンジアルデヒド(MDA)、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ値を、虚血期のタニケット除圧前(T2)、再灌流期のタニケット除圧後 5 分(T3)と 30 分(T4)に測定した。

・血行動態データ(P>0.05)や SOD 値(P>0.05)には群間差がなかった。�群では、T2 の MDA 値が�群よりも低かった(P<0.05)。�群では、カタラーゼ値が T2 と T4 で�群よりも低かった(P<0.05)。

・低用量のケタミン+プロポフォールの併用は、関節鏡下膝手術においてタニケット誘発性虚血再灌流障害を低減するのに有用である可能性がある。

[!]:タニケットを加圧するまえに虚血領域に分布したプロポフォール+ケタミンの作用なのか、それとも再灌流時に分布した薬物の作用によるものなのか?それともそれ以外?

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