腹腔鏡結腸切除術時のセボフルラン麻酔とプロポフォール・レミフェンタニル麻酔の呼吸メカニクスの比較

Comparison of respiratory mechanics between sevoflurane and propofol-remifentanil anesthesia for laparoscopic colectomy
Korean J Anesthesiol. 2014 Feb;66(2):131-135. RB Si et al.

・腹腔鏡手術中の気腹とトレンデレンブルグ体位は、呼吸器系の変化と関連している。著者らは、腹腔鏡下結腸切除術の際にセボフルラン vs 静脈内プロポフォール+レミフェンタニル使用中の呼吸力学を比較することを目的とした。

・腹腔鏡下結腸切除術を受ける 60 人の患者を無作為に 2 群のうちの 1 つに割り当てた;PR 群(プロポフォール+レミフェンタニル群、n=30)と、S 群(セボフルラン群、n=30)。最大吸気圧(PIP)、動的肺コンプライアンス(Cdyn)、呼吸抵抗(Rrs)値を 5 つの異なる時点で測定した: 麻酔導入 5 分後(仰臥位、T1)、気腹 3 分後(砕石位、T2)、砕石-デレンブルグ位にして気腹 3分 後(T3)、気腹 30 分後(T4)、気腹解除 3 分後(T5)。

・両群で、PIP と Rrs が有意に増加したのに対して、Cdyn は T1 に比べて T2、T3、T4 の時点で減少した(P<0.001)。T2、T3、T4 での PR 群の Rrs は、S 群の対応時点での測定値よりも有意に高かった(P<0.05)

・腹腔鏡結腸切除術に際し、呼吸力学は悪影響影響を受ける可能性がある。呼吸抵抗はセボフルラン麻酔よりもプロポフォール+レミフェンタニル麻酔時に有意に高かった。

[!]:オピオイドは気管気管支系に対して緊張を増加させる方向で作用するのに対し、セボフルランは弛緩性に作用するので、当然と言えば当然の結果だ。

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