待機的帝王切開術後の導尿カテーテルの即時 vs 後期抜去を比較する前向き無作為化臨床試験

A prospective randomized clinical trial comparing immediate versus delayed removal of urinary catheter following elective cesarean section
European Journal of Obstetrics & Gynecology and Reproductive Biology published online 08 August 2014.

・本研究の目的は、待機的帝王切開術後の尿道カテーテルの即時と手術 12 時間後の抜去を比較することであった。

・大学教育病院での前向き臨床試験で、初回か再度の待機的帝王切開術のために入院した 300 人の適格女性は同数 2 群に無作為化された。A 群では、カテーテルは手術直後に抜去されたのに対して、B 群ではカテーテルは手術 12 時間後に抜去された。

・術後の有意な細菌尿(p=0.020)、排尿障害(P=0.030)、排尿時灼熱感(p=0.016)、頻尿(P =0.031)、尿意逼迫(p=0.011)の発生率は、B 群に比べて、A 群で有意に低かった。術後離床時間の平均(P<0.001)、初回排尿までの時間(p<0.001)、在院期間(P<0.001)もまた、A 群の方が有意に短かった。再導尿を必要とする尿閉の発生率は 2 群間に差がなかった(p=0.371)。

・待機的帝王切開後の尿道カテーテルの即時除去は、尿路感染のリスクが低いことと術後の早期離床と関連している。

[!]:帝王切開を受ける患者層が若い女性であることから、脊椎麻酔によって長時間の尿閉が発生することはまれであろう。したがって早期抜去が正解。

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