術後早期の有害事象のリスクのある患者を予測する

Predicting patients at risk of early postoperative adverse events
Anaesthesia and Intensive Care Journal Volume 42, Issue 5 September 2014 649-656

・術後の有害事象はよくあることである。リスクのある患者のマーカーの同定は、効率的かつ効果的な周術期の医療資源の割り当てを容易にすることができる。このパイロット研究では、術後の有害事象に関連した簡単な術前因子を同定することを目的とした。

・1291 人の手術患者で、麻酔後回復室で、患者・手術因子と有害事象との関係を、二項ロジスティック回帰分析を用いて調べた。

・術後回復室での有害事象はよく見られ、酸素飽和度低下(13.6%)、低血圧(5.8%)、無呼吸(5.5%)を含め、症例の 19.9%で予期せぬ合併症を管理するめに麻酔科医の立ち会いを必要とした。麻酔後回復室での平均在室時間は 120 分であり、内科的理由のために在室が長引くことがよく見られた。手術の複雑性、術前不整脈、以前に麻酔上問題があった例、心不全を含む、多くの患者と手術因子が、これらの有害事象と強く関連していた。ROC 曲線下面積は、0.63 から 0.80 の範囲であった。麻酔後回復室で有害事象を有する患者は、術後病棟で救急医療チームや集中治療室チームの介入のリスクが高いように思われた。

・著者らの予備調査結果から、術前のキーとなる要因の同定は、術後早期の問題のリスクを決定する際に有用であり、したがって、周術期計画に役立つ可能性のあることが示唆される。

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