ST 上昇型心筋梗塞患者における短期的転帰予測のための入院時ショックインデックスの有用性

Usefulness of the Admission Shock Index for Predicting Short-Term Outcomes in Patients With ST-Segment Elevation Myocardial Infarction
American Journal of Cardiology Published Online: August 11, 2014

・ST上昇心筋梗塞(STEMI)の現在のリスクスコアは、高度なアルゴリズムを必要とし、ベッドサイドでの使用には制限があった。著者らの研究では、STEMI 患者の短期的転帰を予測する際の入院時ショック指数(SI)の有用性を評価することを目的とした。

・7187 人の一連続の?? STEMI 患者が含まれた。入院時 SI は、入院時の心拍数と収縮期血圧の比と定義した。患者は、ROC 曲線分析に基づいて、それぞれ SI<0.7 と ≧0.7 の 2 群に分けられた。主要エンドポイントは、7 日と 30 日の全死因死亡率であった??。

・7187 人の患者のうち、5026 人は入院時 SI<0.7 であり、2161 人は≦0.7 であった。SI≧0.7 を呈した患者の方が、SI<0.7 の患者よりも、7 日と 30 日の全死因死亡率と主要心血管有害事象が多かった。多変量調整後、SI≧0.7 の患者は、7 日全死因死亡リスクが 2.2 倍(ハザード比 2.21、95%信頼区間[CI] 1.71-2.86)、30 日の全死因死亡リスクが 1.9倍 (ハザード比1.94、95%信頼区間 1.54-2.44)増加していた。また、入院時 SI≧0.7 はまた、7 日と 30 日の主要有害心血管事象の 1.6 倍と 1.5 倍のリスク増加と関係していた(それぞれ、ハザード比1.63、95%信頼区間 1.36-1.95、ハザード比 1.47、95%信頼区間 1.24-1.74)。入院時 SI の 7 日および 30 日の全死因死亡を予測するための C 統計量は、それぞれ 0.701 と 0.686 であったの対し、心筋梗塞におけるリスクスコア Thrombolysis は 0.744 と 0.738 であった。?

・結論として、入院時 SI は、最初の接触の際に容易に計算できる指数であり、特に STEMI 患者における短期的転帰、特に急性期転帰の有用な予測因子となる可能性がある。

[!]:ショックインデックスは、出血性ショックだけでなくて、心筋梗塞急性期にも予後予測因子として有用であると。0.7 が判断基準か。

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