腹腔鏡下結腸直腸癌手術で腹腔内デキスメデトミジン+ブピバカインの有効性と安全性

Efficacy and Safety of Intraperitoneal Dexmedetomidine with Bupivacaine in Laparoscopic Colorectal Cancer Surgery, a Randomized Trial.
Pain Med. 2015 Jan 13. doi: 10.1111/pme.12687. [Epub ahead of print]

・著者らの目的は、腹腔鏡下大腸癌手術を受ける患者でブピバカインに併用した腹腔内デキスメデトミジン(DEX)の有効性と安全性を調査することである。

・学術医療センターでの無作為化二重盲式試験。腹腔鏡結腸直腸癌の手術を予定された 45 人の患者を、50mL 生食(対照群; GI、n=15)、50mL ブピバカイン 0.25%(125mg、GII、n=15)、50mL ブピバカイン 0.25%(125mg)+1μg/kg Dex(GIII、n=15)125 mg のいずれかの腹腔内投与に無作為に割り当てた。患者は術後 24 時間、血行動態、視覚的アナログスケール(VAS)、鎮痛剤の初回要求、鎮痛剤総使用量、肩の痛み、副作用について評価された。

・術後ベースライン、2、4、24 時間の時点で、GI、GII に比較して、GIII の方が有意な VAS の減少が観察された(P<0.05)。初回鎮痛剤要求までの時間jは GIII で有意に延長した(P<0.05)。レスキュー鎮痛剤の平均総消費量は GIII で有意に減少した。

・著者らは、腹腔鏡下大腸癌手術を受ける患者で、ブピバカインに併用した Dex 1μg/kg の腹腔内投与は、ブピバカイン単独に比べて、重大な副作用なしに術後鎮痛の質と持続時間を向上させ、鎮痛剤節約効果を提供すると結論付けている。

[!]:腹腔内投与したデキスメデトミジンは、局所麻酔剤と同様に局所で作用するのか、それとも血中に吸収されてから作用するのか。後者なら筋注や皮下注とはどう違うんだろうか?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック