非麻酔科管理の鎮静に際してのプロポフォール+ケタミンとプロポフォール+フェンタニル

Propofol-ketamine and propofol-fentanyl combinations for nonanesthetist-administered sedation.
J Pediatr Gastroenterol Nutr. 2015 Jun;60(6):762-8. doi: 10.1097/MPG.0000000000000722.

・小児食道胃十二指腸内視鏡(EGD)中の非麻酔科医管理のプロポフォール鎮静として与えられるプロポフォール+ケタミン(PK)、とプロポフォール+フェンタニル(PF)との間でプロポフォール必要量を比較する必要がある。

・本研究は、小児 EGD 中の鎮静に、小児科にローテーとした研修生が管理した、PK と PF との間で、鎮静導入 1 分後のプロポフォールの追加投与必要量を並行群無作為化二重盲式に比較した。EGD を受ける年齢 3~12 歳、ASA I-III の合計 95 人の小児が含まれ、2 群のいずれかに無作為に割り付けた。ミダゾラム前投薬の後、必須のプロポフォール 1mg/kg に続いて、小児を、ケタミン 0.5mg/kg(PK)か、またはフェンタニル 1μg/ kg (PF)のいずれかを投与された。プロポフォール 0.5mg/kg の追加投与量は、/鎮静導入(ラムゼイスケール変法 レベル 6)を達成するために投与され、処置中必要に応じてさら??なる用量が投与された。合計 92 人の小児(PK、n =47; PF、n=45)を分析した。P<0.05 をもって有意とみなした。

・内視鏡導入成功に必要としたプロポフォールの投与量、また追加プロポフォール投与量、鎮静導入後 1 分間に必要とした追加プロポフォール全投与量に差はなかった。プロポフォール注入時痛は PF 群の方が多かった(オッズ比1.78)。有害事象と回復時間は同様であった。診療の強化、気道挿管、死亡、機能障害をきたしたはなかった。

・非麻酔科管理のプロポフォール鎮静は、教育病院で実現可能である。プロポフォール必要量は PK と PF 併用鎮静処方の両方で同様であるが、プロポフォール注入時痛の頻度が低いことから、PK の使用が好まれる要因となるかもしれない。

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