■臨床麻酔とクリティカルケアのMCQ問題■ 2015-12-18




【問題1】(医療英単語) コロン以下の日本語に相当する英単語、フレーズを答えよ。

(1) (s_____________) (a_____) : 黄色ブドウ球菌

(2) (m_______) (s________) : (略)MS 多発性硬化症

(3) (h_______) : 血腫

(4) (_________y) : 免疫学

(5) (_________y) : 乳腺腫瘤摘出


[解答]
(1)staphylococcus aureus(2)multiple sclerosis
(3)hematoma(4)immunology
(5)lumpectomy


[出典] RNN時事英語辞典 http://rnnnews.jp/



【問題2】(循環生理) 左心室機能の指標として有用なのはどれか。

ア:駆出率の算出

イ:心電図RR間隔の変動解析

ウ:末梢血管抵抗の算出

エ:心エコーによる壁運動観察

オ:拡張終期圧測定


[解説] 心電図RR間隔の変動解析は、自律神経系の評価に使用される。末梢血管抵抗からは左室機能は推測することすら不可能である。駆出率の算出、心エコーによる壁運動観察、拡張終期圧測定はいずれも左室機能の評価上有用である。


[正解] (ア)、(エ)、(オ) [出典] 第33回麻酔指導医認定筆記試験:B4



【問題3】(呼吸) 死腔率の正常値はいくらか?
1) 0.4 2) 0.2 3) 0.3 4) 0.5 5) 0.1

[解説] 正常の死腔率(VD/Vt)は0.3、ウィーニングのためにはその2倍(=0.6)以下でなくてはならない。呼吸循環70の法則:(循環)1回心拍出量=70、安静時心拍数=70、分時心拍出量=循環血液量=70ml/kg(だから1分間で一巡りできる:循環時間=1分)、そのうち70%は静脈系に存在、駆出率=70%、濃厚赤血球のHt=70%、赤血球の直径=7μm、(呼吸)肺活量=70ml/kg、1回換気量=7ml/kg、有効肺胞換気=70%(死腔率=30%)


[正解] 3 [出典] 新版・人工呼吸器の使い方P201



【問題4】(ペイン) 内視鏡的胸部交感神経焼灼術(TES)について正しいのはどれか。

ア:TESは1980年代に始められた。

イ:経尿道的手術に使用されるレゼクトスコープが使用される。

ウ:全身麻酔下に行われる。

エ:挿管はダブルルーメンチューブを用いて行う。

オ:人工的に気胸を起こして行う手術である。


[解説] TESは1950年代に始められた。近年になって普及し始めたのは1987年スウェーデンのClaesが経尿道的手術に用いられるレゼクトスコープを胸部交感神経の切断に応用したことに始まる。既存の神経ブロックとTESの最も大きな違いは、神経ブロックは激しい疼痛を伴うものであっても意識下で行われるのに対し、本法は全身麻酔下に行われる。TESは人工的に気胸を起こして行う手術ではあるが、挿管はシングルルーメンチューブを用いて行う。麻酔導入後45度の半坐位とし、中鎖骨線上の第二肋間に1cm程度の皮膚切開を入れる。


[正解] (イ)、(ウ)、(オ) [出典] LiSA Vol2-No7-p88(1995)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック