ベッドサイドの挿管困難の予測因子:系統的レビュー

Bedside predictors of difficult intubation: a systematic review
Minerva Anestesiologica 2016 January;82(1):69-83

・予期せぬ挿管困難は、望ましからぬ患者転帰と関連している。気道確保困難を予測する能力は、患者の安全、効率的な患者の流れ、限られた資源利用のの合理化に役立つ可能性がある。著者らは、気管挿管困難を予測する際にベッドサイド気道検査の性能についての最近の文献を評価した。

・適格基準は以下の通りであった:前向き臨床研究。少なくとも 100 人の成人被験者数、受容できる挿管困難の定義、直接喉頭鏡による方法、真陽性、偽陰性、偽陽性、真陰性が報告または推定されていること。MEDLINE と EMBASE データベースを、以下の用語で検索した:「予測因子」、「予測」と「挿管困難」の「リスク要因」、「喉頭鏡検査困難」、「困難気道」。検索対象とした公開日付は、2004年 1 月 1 日から 2014 年 3月 31 日であった。バイアスのリスクは QUADAS-2 基準に従って評価した。

・20582 人の患者を含み、適格基準に合う 24 件の研究が含まれた。多数の気道スクリーニング検査が評価された。最も頻繁に行われた試験は、Mallampati スコア、甲状頤間距離の測定、Upper Lip Bite テスト、切歯間距離、胸骨頤間距離であった。評価された個々の検査と検査の組み合わせは、限られた弁別能力、感度、特異性、正の尤度比によって特徴付けられている。

・現在のベッドサイド検査は、困難気道患者と容易な気道を識別するには限定的で、一貫性のない性能しかない。ほとんどの研究は、バイアスリスクが高く、適用可能性の懸念を特徴としている。挿管困難を予測するための信頼できるベッドサイド基準は、いまだ不明確なままである。

[!]:しかし、最低限何か一つ二つやるとすれば、開口させて切歯間距離を見るのと、Upper Lip Bite テストだろうな。

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