覚醒下経口気管挿管に際しファイバースコープとペンタックス・エアウェイスコープ(AWS)を比較した無作

A randomised clinical trial comparing the flexible fibrescope and the Pentax Airway Scope (AWS)R for awake oral tracheal intubation.
Anaesthesia. 2016 May 27. doi: 10.1111/anae.13516. [Epub ahead of print]

・著者らは 40 人の成人患者で覚醒下ファイバー挿管とペンタックス・エアウェイスコープを使用した覚醒挿管を比較した。

・鎮静は、レミフェンタニルの目標制御注入 1-5 ng/ml とびミダゾラムのを使用して達成された。気道は、リドカインスプレーや含嗽で麻酔した。総処置所要時間(鎮静時間、局所麻酔時間、挿管時間の合計)を記録した。術者の処置の容易さの印象と、患者が報告した快適さを 0-100mm の視覚アナログスケールで記録した。

・総処置所要時間の中央値(IQR[範囲])は、ファイバースコープで 900(739-1059[616-1215])秒、ペンタックス・エアウェイスコープで 651(601-720[498-900])秒であった(p=0.0001)。挿管時間の中央値(IQR[範囲])は、ファイバースコープで 420(283-480[120ー608])秒、ペンタックス・エアウェイスコープで 183(144-220[107-420])秒であった(p=0.0002)。ファイバースコープとペンタックス・エアウェイスコープの挿管のし易さの VAS の中央値(IQR[範囲])は、それぞれ 83.6(72.0-98.0[49.0-100.0])と 86.8(84.0-91.0[61.0-100.0])であった(P=0.3507)。患者の快適さの VAS の中央値(IQR[範囲])は、ファイバースコープとペンタックス・エアウェイスコープでそれぞれ、85.5(81.0-97.0[69.0-100.0])と 79.4(74.0-85.0[59.0-100.0])であった(p=0.06)。

・総処置所要時間は、ファイバースコープと比較して、ペンタックス・エアウェイスコープの方が有意に短かく、処置の難易度や患者快適性については差がなかった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 7

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック