心房細動に対する高周波カテーテルアブレーションに合併する肺静脈狭窄:文献レビュー

Pulmonary vein stenosis complicating radiofrequency catheter ablation for atrial fibrillation: A literature review
Respiratory Medicine Published online: June 14 2016
<ハイライト>
・ラジオ波カテーテルは、熱を使用して肺静脈周囲にブロックを作成する。
・これらの焼灼線が、静脈から生じた異所性収縮が左心房へと伝達されるのを防止する。
・肺静脈への損傷は、狭窄症を引き起こす可能性がある。
・症状は狭窄静脈の数と、狭窄の程度に依存する。
・これらの患者のは、徴候や症状は非特異的で、診断の遅れの原因となる。
・治療の選択肢としては、ステントを使った、あるいはステントなしの静脈形成術がある。

<要旨>
ラジオ波カテーテルアブレーションは、心房細動の治療に広く使用される処置となっている。肺静脈狭窄(PVS)は、この処置に関連する最も重症の合併症の一つである。狭窄の程度は、軽度のもの(<50%)から静脈完全閉塞まである。PVS の自然経過と既存の PVS の進展のリスクは不定である。症候性および/または重度の PVS は、深刻な医学的問題であり、それは珍しく、比較的新しい医学的問題であるので、誤診されやすく、多くの場合、臨床医で臨床上の疑いを持継事は少なく、より一般的な他の呼吸器や心臓疾患に似た非特異的症状を呈する。文献報告での推定発生率は、アブレーション処置の 0% から 42% で、処置の技術的側面と術者の技量に依存する。有意な PVS 患者のほとんどは、無症状のままであり、ほとんど症状がない。症状のある患者では、通常、呼吸困難、胸痛、喀血を呈し、通常、バルーン血管形成術および/またはステント留置で治療される。PV 狭窄/閉塞が肺循環と肺高血圧症に及ぼす長期的影響についてはほとんど知られていない。技術の進歩は、この合併症の頻度を減少させる可能性があるが、治療心房傷害と有害転帰の影響を理解するためには長期的研究が必要である。このレビューは昨今の文献を要約し、評価へのアプローチと患者管理の概要を説明する。

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