成人の直接喉頭鏡検査失敗後の挿管救済策の成功:多施設周術期転帰グループからの後ろ向き比較分析

Success of Intubation Rescue Techniques after Failed Direct Laryngoscopy in Adults: A Retrospective Comparative Analysis from the Multicenter Perioperative Outcomes Group.
Anesthesiology. 2016 Oct;125(4):656-66. doi: 10.1097/ALN.0000000000001267.

・複数回の気管挿管試技は、死亡率と関連しており、救済に成功するには、構造化された計画が必要である。しかし、初期の直接喉頭鏡検査失敗後の挿管救済策の選択を導くためには、依然としてデータが不足している。著者らは、一般的に使用される挿管救済策の成功率を調査するために大規模な周術期のデータベースを分析した。

・著者らは、後ろ向き観察比較デザインを使用して、2004 年から 2013 年まで多施設周術期転帰グループ内の 7 つの学術施設から得た記録を分析した。主要評価項目は、直接喉頭鏡に失敗した後に、気管挿管を成功させるために一般手kに使用される 5 つのテクニックの相対的成功率であった。
:(1)ビデオ喉頭鏡検査、(2)ファイバー挿管、(3)交換法の一部としての声門上気道器具、(4)光学式スタイレット、(5)点灯スタイレット。

・気管挿管試技に関連した合計 346861 例が確認された。合計 1009 人の麻酔術者が、直接喉頭鏡に失敗した後に、研究対象とした 5 つの挿管救済策の 1 つを使用した後続挿管試技(n=1619)を行った 1427 症例を管理した。ビデオ喉頭鏡(92%、95%CI、90 ~93)の使用は、他の方法よりも有意に高い成功率であった:声門上気道管(78%; 95%CI、68~86)、ファイバー挿管(78%:95%CI、71~83)、点灯スタイレット(77%; 95%CI、69?83)、光学式スタイレット(67%; 95%CI、35~88)。麻酔術者は、直接喉頭鏡がうまく行かない場合の救済策としてビデオ喉頭鏡(主にグライドスコープ[Verathon、USA])を最も頻繁に選択し(1122/1619; 69%)、その使用は研究期間中に増加している。

・ビデオ喉頭鏡は、高いレスキュー挿管成功率に関連しており、他の救済策よりも一般的に使用される。

[!]:直接喉頭鏡でだめなら、ビデオ喉頭鏡、それでもだめなら声門上気道器具を留置して、ファイバー挿管というのが標準的な方法になりつつあるのかな。それでもだめらな、全くアプロートを変えてトラキライトを試してみる。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック