分娩時におけるレボブピバカインとフェンタニルによる患者管理硬膜外鎮痛への補助としてのパラセタモール静

I.V. paracetamol as an adjunct to patient-controlled epidural analgesia with levobupivacaine and fentanyl in labour: a randomized controlled study.
Br J Anaesth. 2016 Nov;117(5):617-622.

アセトアミノフェン5.png・術後疼痛へのパラセタモール静脈内使用は十分に立証されているが、それは妊産婦の分娩における患者管理硬膜外鎮痛(PCEA)時にオピオイド消費量を減らせるどうかは不明である。

・三次医療病院で実施された本無作為化二重盲式プラセボ対照臨床試験では、80 人妊産婦を、処置の 30 分前に、パラセタモール 1000mg(100mL)か、またはプラセボとして 100mL の生食のいずれかを静脈内投与されるよう無作為に、40 人ずつの 2 群に割り当てた。硬膜外カテーテルを挿入後、全患者は 0.1% レボブピバカイン 10mL +フェンタニル 2μg/mL を、引き続き、基礎硬膜外注入 6mL/h、ロックアウト間隔 12 分で同薬 5mL の患者管理ボーラス付きで投与された。主要評価項目は、ロックアウト間隔はレボブピバカインとフェンタニルの混合物の毎時平均消費量(mL/h)であた。副次評価項目は、疼痛スコア、知覚と運動ブロック、母体の血行動態パラメータ、分娩第 2 期の持続期間、分娩様式、アプガースコア、胎児の心拍数と副作用を含んだ。

・パラセタモール群では、プラセボ群と比較して毎時平均薬物消費量が有意に低かった(7.03 mL/h SD 0.83 vs 8.12 mL/h、SD 1.34、P<0.001)。使用されボーラスの平均回数もまた、パラセタモール群の方が有意に少なかった(1.00、SD 0.93 vs 1.43、SD 0.90、P=0.036)。疼痛スコアは、群間に有意差なく両群で低下した。

・パラセタモール 1000mg の静脈内使用は、硬膜外経由の毎時平均薬物消費量を減少させる。したがって、静脈内パラセタモールは、分娩時鎮痛において PCEA に安全で効果的な補助剤である。

[!]:パラセタモール=アセトアミノフェン。なるほどね、鎮静作用がなくて広く使用されているアセトアミノフェン、無痛分娩の補助剤としても効果があると。

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