外来手術患者における術後悪心嘔吐のリスク指標の評価

Assessing the value of risk indices of postoperative nausea and vomiting in ambulatory surgical patients.
Curr Opin Anaesthesiol. 2016 Dec;29(6):668-673.

・術後と退院後の悪心嘔吐は、質の高い医療の効率的な提供に大きな影響を与える。患者の不満に加えて、身体的合併症ならびに予定外入院を生じることがある。リスクのある患者を層別化して介入することは重要である。本レビューの目的は、今日よく使用されるスコアリングシステムの利点と欠点を検証することである。

・2 種類の広く使用されているリスク分類システムは、成人集団の術後/退院後の悪心嘔吐に関しての、患者、麻酔、手術関連の危険因子を同定しスコア化する。これらのシステムは多くの重複があり、悪心嘔吐の以前の病歴が最も大きなリスク因子である。小児患者のためのリスク分類システムもある。術前スコアに基づいて、患者は低、中、高リスクとみなされ得る。一旦分類されれば、術後/退院後の嘔気嘔吐を予防するために、適切な投薬やその他の介入を計画できる可能性がある。

・リスク分類スコアリングシステムは、術後/退院後の嘔気嘔吐のリスクのある患者を同定することを目指している。プロトコルベースのアプローチが推奨される。多数のリスク分類システムが検証され、広く採用されて簡素化されている。3 種類のスコアリングシステムのうちの 1 つに基づいて、アルゴリズムに従えば、術後悪心嘔吐率の低下を報告している施設もある。リスクのある患者を確認することにより、より適した麻酔計画が行える。術後/退院後の悪心嘔吐の発生率の低下は、患者の満足度、合併症率、医療費に直接的な影響を及ぼすであろう。

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