小児における硬膜外麻酔の巨視的と微視的循環動態に及ぼす意義に関する観察研究

・小児の硬膜外麻酔が血行動態に及ぼす意義については、ほとんど報告されていない。

・著者らは、新生児から年齢 6 歳までの 25 人の小児を観察する研究からマクロおよびミクロ血行動態のデータを報告しており、患者らはモニタリングシステムの特別な組み合わせを用いて手術を受けた。著者らは、硬膜外カテーテル留置後、90 分間の研究関連nモニタリングを分析し、皮膚切開は約 30 分後に行われた。著者らは、心拍数、平均動脈圧、心拍出量、一回拍出量、全身血管抵抗、一回拍出量変動を含む巨視的血行動態パラメータ(LiDCOrapidを用いてモニタリング)を記録した。微視的循環動態パラメータ(Invos を用いてモニタリングされた)には、脳と腎周囲酸素化が含まれた。

・研究関連モニタリングの全 90 分間に基づいて、心拍出量(p=0.009)、1回拍出量(p=0.006)、一回拍出量変動(p=0.008)の有意な増加、ならびに硬膜外ブロック後約 30 分に全身血管抵抗の減少を認めた。これらの 90 分間の心拍数、動脈圧、大脳や腎周囲酸素化に有意な変化はなかった。

・微視的循環動態パラメーターが巨視的循環動態の変化に影響されないことを考慮すると、硬膜外麻酔下の小児では脳と腎臓の自己調節が維持されていると結論する。

An observational study of the macro- and micro-haemodynamic implications of epidural anaesthesia in children.
Anaesthesia. 2016 Nov 28. doi: 10.1111/anae.13746. [Epub ahead of print]

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