術後悪心嘔吐緩和のためのアロマテラピーの有効性に関する前向き無作為研究

・術後悪心嘔吐(PONV)は、全身麻酔下で手術を受ける患者にとって、合併症の増加と病院からの退院の遅延と共に、主観的な苦痛を引き起こし、大きな懸念事項である。アロマテラピーは、PONV 管理のための補完的な代替治療法である。本研究の目的は、PONV を緩和する際のアロマテラピー(QueaseEase、癒しの香り、エンタープライズ、アラバマ州) vs 無香吸入剤の有効性を比較することであった。

・術後悪心のある患者 121 人を、アロマテラピーの効果を評価するためにアロマ吸入を受ける治療群とプラセボ吸入を受ける対照群に無作為化した。

・治療群とプラセボ群の両群で初期と経過追跡の悪心評価スコアが有意に低下し(P<0.01)、群間に有意差があった(P=0.03)。アロマセラピーの有効性は治療群で有意に高かった(P<0.001)。

・アロマテラピーは、ほとんどの患者に好感を持って受け入れられ、術後悪心の有効な治療選択肢であった。

[!]:アロマの良いところは、医者のオーダーが必要ないということ。看護師や患者自身の裁量で使用できることだ。

【出典】
A Prospective Randomized Study of the Effectiveness of Aromatherapy for Relief of Postoperative Nausea and Vomiting
Journal of PeriAnesthesia Nursing February 2014 Volume 29, Issue 1, Pages 5-11
画像

<関連記事>

1.外来手術患者の PONV/PDNV の緩和のためのアロマテラピーと標準ケアの比較

2.米国では、PONV 治療にアロマは常識!?

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック