圧指示器を内蔵した新しい声門上気道器具は術後咽頭喉頭症状を減少させる:無作為化比較試験

・声門上気道器具の過剰なカフ圧は、咽頭痛、発声婚案、嚥下困難などの術後咽頭喉頭症状を増加させる。新しい声門上気道器具である AES Ultra CPV?(CPV)には、カフ内圧指示器が内蔵されている。著者らは、CPV を使用すると、カフ圧ガイドのない LMA Classic(LMA)と比較して、術後症状を減少させると仮定した。

・全身麻酔を受ける外来患者を、CPV か、または LMA のいずれかに無作為化した。サイズ 3/4/5 を製造業者のガイドラインに従って挿入した。亜酸素化窒素は使用しなかった。LMA 群では、製造業者のガイドラインに従ってカフを膨張させた。CPV 群では、CPV を挿入し、インジケータが緑色ゾーン(30~44mmHg)になるまで カフを膨らませた。カフ内圧は、両群ともに、挿入後 5 分と 20 分で測定した。主要評価項目は、術後 1、2 時間および/または 24 時間での、咽喉頭痛、発生困難、および/または嚥下困難と定義した咽頭喉頭症状であった。スチューデント t 検定を用いて連続データを比較し、カイ二乗分析を用いて分類データを分析した。

・本研究には、170 人の患者(各群 85人)が含まれた。CPV 群の平均(SD)カフ内圧 [44(4)mmHg] は、LMA 群 [87(37)mmHg] よりも有意に低かった、P<0.001。咽頭喉頭症状の発生率は、CPV 群では LMA 群より有意に低かった(26% vs 49%、P=0.002)。絶対リスク減少は 24% であり、治療必要数は 4.3 であった。

・カフ圧ガイド方式の CPV 群における術後咽頭喉頭症状の発生率は、標準的診療法を用いた LMA 群よりも有意に低かった。

【出典】
New supraglottic airway with built-in pressure indicator decreases postoperative pharyngolaryngeal symptoms: a randomized controlled trial.
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs12630-013-0044-2

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