気管内チューブとラリンジアルマスクエアウェイのカフ圧の処置者モニタリングを増加させる介入の有効性

・これまでの研究は、気管チューブ(ET) 30cm H2O 以下、ラリンジアルマスク(LMAs)60cm H2O 以下の圧となるようモニターして調整することが、術後の咽頭咽頭合併症の割合を減らすことを示している。

・このエビデンスベースの診療プロジェクトで、著者らは、多段階介入(部門別の教育と手術室の参照カードと電子麻酔記録へのカフ圧記録の追加)が、カフ圧のモニタリングの頻度を高め、カフ圧過剰の割合を減らすかどうか調査した。

・介入の前後で、著者らは、手術患者で 51 本の ET チューブと 51 本の LMA のカフ圧、ならびに処置者自己申告のカフ圧モニタリングと調節の頻度を記録した。著者らの多段階介入は、ET チューブ(介入前 77% vs 介入後 94%、P=0.025)、LMA(介入前 37%、介入後 94%、P<.001)における処置者のカフ圧モニタリングを増加させた。ET チューブと LMA カフの平均圧は介入後の方が有意に低かった:介入前=34±16cm H2O /介入後=29±12cm H2O(P=0.045)、LMA:介入前=73±30cm H2O/介入後=49±15cm H2O(P<0.001)。

・著者らの多段階介入は、カフ圧の推奨値の準拠を改善した。

[!]:麻酔記録の気管挿管、ラリンジアルマスク挿入のコメント記録のテンプレートに「カフ圧」を入れておくと、カフ圧調節をド忘れしなくて済むな。

【出典】
Effectiveness of Interventions to Increase Provider Monitoring of Endotracheal Tube and Laryngeal Mask Airway Cuff Pressures.
AANA Journal . Apr2017, Vol. 85 Issue 2, p98-103. 6p.

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