麻酔下小児におけるラリンジアルマスク除去のための仙骨鎮痛併用デスフルランの最小肺胞濃度

・区域ブロックは、麻酔薬の必要量を減少させることが示されている。本研究は、仙骨ブロックの存在下で小児のラリンジアルマスクを除去するためのデスフルランの最適呼気終末濃度を調査するために行った。

・臍下手術を受ける年齢 2~10 歳の年齢層で、ASA 分類 I/II の小児22 人本研究に登録された。セボフルランと酸素をマスクで投与して全身麻酔を導入して、ラリンジアルマスクが挿入された。0.25% ブピバカインによる仙骨注射は、Armitage 処方に従って、1ml/kg を投与した。デスフルランを麻酔維持に使用した。手術終了時に 10 分間、所定のデスフルラン呼気終末濃度を維持して、ラリンジアルマスクを抜去した。次の患者の目標濃度は、その後、ディクソンの上下法(せてっぷサイズは 0.5%)で決められた。開始濃度は、呼気終末濃度 5% とした。ラリンジアルマスクの除去が、除去中と除去後 1 分以内に、咳嗽、歯の食いしばり、合目的的運動、息こらえ、喉頭痙攣を伴っていなければ成功とみなした。

・仙骨鎮痛併用下で、50% の小児でラリンジアルマスク除去の成功に必要なデスフルランの呼気終末濃度(ED50)は、ディクソン法で 3.39±0.38% であった。

・ラリンジアルマスクは、仙骨部ロックの併用下で、咳嗽、体動、または他の気道合併症なく、麻酔下小児の 50% で、呼気終末デスフルラン濃度 3.4% でうまく抜去できる。

【出典】
Minimum alveolar concentration of desflurane with caudal analgesia for laryngeal mask airway removal in anesthetized children.
Paediatr Anaesth. 2013 Nov;23(11):1010-4. doi: 10.1111/pan.12226. Epub 2013 Aug 6.

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