ビデオ喉頭鏡による気管挿管の方法

直接喉頭鏡で気管挿管を行う場合には、喉頭鏡ブレードの挿入と気管チューブの挿入の全てが直視下で実施されるが、チューブガイドが存在しないグライドスコープや、C-MAC、McGarth などのビデオ喉頭鏡を使用する場合には、喉頭鏡ブレードの挿入と気管チューブの挿入のそれぞれを、直接視と間接視を交互に併用しながら行う必要がある。

「口腔(直)-画面(間)-口腔(直)-画面(間)」を使用してビデオ喉頭鏡による気管挿管を行う方法

【ステップ 1 】:口腔内を見る:左手に持ったビデオ喉頭鏡(VL)を口腔内に挿入し、唇と歯を避けるように注意しつつ、舌根部に向かって進める。
・強湾曲ブレード(例えば、Glidescope、McGrath series 5、C-MAC D-Blade)の場合には、正中アプローチを使用する。
・Macintosh ブレードを採用したビデオ喉頭鏡(例えば、C-MAC、McGrath MAC)を使用する場合には、直接喉頭鏡と同様に、舌を左側に避けながらブレード先端を口腔底に進める。

【ステップ 2 】:画面を見る:喉頭鏡が挿入された状態で、喉頭蓋を確認するために画面に目を向ける。喉頭鏡の位置を調節して、最良の声門視野を得る。

【ステップ 3 】:口腔内を見る:扁桃や軟口蓋の損傷を避けるために、(スタイレットを装填した)チューブ先端が常に見えるように注意しつつ、喉頭鏡ブレードの縁に沿って気管チューブを挿入する。気管チューブの遠位端を喉頭鏡の先端の近くの位置に注意深く誘導する。

【ステップ 4 】:画面を見る:気管チューブ先端が声門に向くように操作して、間接視野下に挿管を完了する。必要に応じてチューブを回転させたり、方向を変えるために角度を付けたりする。ビデオ喉頭鏡を抜去する際には、挿管中に起こった偶発的な外傷がないか確認する。

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