中心静脈カテーテル留置時のまれな血管異常:左上大静脈遺残

左上大静脈遺残(PLSVC)は、静脈系の最も頻度の高い異常である。しかし、それは医師間ではあまり知られていないバリエーションである。ここでは、中心静脈カテーテル(CVC)留置後に診断された PLSVC 患者の症例を報告する。年齢 80 歳の男性が心肺停止で救急室に入室した。自己心拍が回復した後、左頸静脈から盲目的に CVC 留置を行った。しかし、カテーテル挿入後のルーチンの胸部 X 線により、カテーテルが左側心陰影に直接下降していることが明らかになった。胸部 CT 検査では右腕頭頂静脈が左腕頭頂静脈に流れ込み、大動脈弓の前で左上大静脈が形成されていた。左上大静脈は左肺動脈を横切って右心房に合流した。CVC は臨床診療で広く使用されているため、臨床医は、特に盲目的カテーテル留置の際に、中心静脈の可能性のあるバリエーションを認識すべきである。
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【出典】
A Rare Vascular Anomaly during Central Venous Catheterization: A Persistent Left-Sided Superior Vena Cava.
Turk Thorac J. 2018 Jan;19(1):46-48. doi: 10.5152/TurkThoracJ.2017.17020. Epub 2017 Jul 21.

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