原発性乳癌手術時の麻酔法が好中球/リンパ球比、血小板/リンパ球比、意図した腫瘍学的療法へ及ぼす効果

・炎症および免疫抑制は癌の病因に寄与する。増加した好中球/リンパ球比はこれらの過程を反映し、有害な癌転帰と関連している。乳癌手術に際しての麻酔法がこれらの要因、および潜在的に癌の再発に影響するかどうかは不明のままである。

・著者らは、乳癌再発に関する麻酔法の進行中の試験に登録された患者について、二次分析を実施した。第 1 の仮説は、原発性乳癌手術に際して吸入剤+オピオイド麻酔よりもプロポフォール+傍脊椎ブロックで麻酔された患者のほうが、術後好中球/リンパ球比が低いということであった。

・397 人の患者のうち、116 人は術前と術後に白血球数の差があった。術前の好中球/リンパ球比は、プロポフォール+傍脊椎 2.3(95%CI 1.8-2.8)群と 吸入剤+オピオイド麻酔 2.2(1.9-3.2)群で同様であった(p=0.72)。術後の好中球/リンパ球比は、プロポフォール+傍脊椎群のほうが低かった、3.0(2.4-4.2) vs 4.0(2.9-5.4)、p=0.001。

・プロポフォール+傍脊椎麻酔は、好中球/リンパ球比の術後増加を減弱させた。

【出典】
The effect of anaesthetic technique during primary breast cancer surgery on neutrophil-lymphocyte ratio, platelet-lymphocyte ratio and return to intended oncological therapy
Anaesthesia First published: 19 February 2018

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