前処置のない麻酔下成人女性のプロシール vs クラシック LMA 挿入の呼気終末セボフルラン濃度

・前投薬なしの麻酔した成人における ProSealTM(Teleflex、Morrisville、NC、米国)ラリンジアルマスク(PLMA) vs ClassicTM(Teleflex、Morrisville、NC、米国)ラリンジアルマスク(CLMA)挿入に最適な呼気終末性セボフルラン濃度は不明である。著者らは、麻酔下の成人の 50% にうまく挿入するための呼気終末セボフルラン濃度を決定した。

・本無作為化前向き二重盲式試験は、政府三次医療病院の手術室で実施された。ラリンジアルマスク(LMA)を用いた全身麻酔下での子宮腔内セシウム埋め込みを予定された子宮頸癌(年齢 30~60 歳)の前投薬されない ASA- I/II の 44 人の女性を研究に含めた。参加者は、2 つの群のうちの 1 群に無作為に割り付けられ、PLMA または CLMA のいずれかを挿入された。セボフルランによる麻酔導入後、LMA 挿入を試みる前に、所定の呼気終末のセボフルラン濃度(2.5% で開始)を 10 分間維持した。呼気終末セボフルラン濃度は、前回の患者の反応に基づいて Dixon 上下法を用いて次の患者の増減を行った(ステップサイズ 0.25%)。1分以内の噛みしめ、体動、咳嗽、噛みつきがなく留置できたら挿入成功と見なした。

・麻酔した成人の 50% における LMA 挿入に成功するために必要な呼気終末セボフルラン濃度を、各群のクロスオーバー対の中点の平均として計算し、さらにプロビット回帰分析により確認した。麻酔下成人の 50% におけるPLMAの挿入に成功するために必要な呼気終末のセボフルラン濃度(95%信頼区間)(3.15%[3.12%~3.18%])は、CLMA 挿入の場合(2.71%[2.66%~2.76]%)と比較して有意に高かった(P<0.001)。

・これらの知見は、CLMA と比較して PLMA を留置するためには、より深い麻酔が必要であることを示唆している。

[!]:プロシールの挿入には、クラシックよりも深い麻酔が必要だと。


【出典】
End-tidal sevoflurane concentration for ProSeal(TM) versus Classic(TM) laryngeal mask airway insertion in unpremedicated anaesthetised adult females.
Anaesth Intensive Care. 2016 Mar;44(2):221-6.

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