D-blade 付き C-MAC ビデオ喉頭鏡を用いた経鼻気管挿管の容易さと循環動態反応

・従来のマッキントッシュ喉頭鏡による経鼻挿管は、通常、Magill 鉗子または外喉頭操作の使用を必要とする。本研究の主な目的は、D-blade 付き C-MAC ビデオ喉頭鏡補助下経鼻挿管時の挿管の容易さを評価し、それを従来のマッキントッシュ喉頭鏡補助下経鼻挿管と比較することであった。副次目的は、挿管時間、試行回数、循環動態ストレス反応の比較であった。

・経鼻挿管を必要とする 60 人の患者を無作為に M 群と V 群の 2 群に分けた。両群の患者は、標準化プロトコールに従って全身麻酔を受けた。喉頭鏡検査は、M 群では伝統的なマッキントッシュ喉頭鏡で、V 群では D ブレード付きの Storz C-MAC ビデオ喉頭鏡を用いて行った。カイ二乗検定、マンホイットニー検定、独立検体 t 検定をデータ解析に適用した。

・V 群患者の 70% で、挿管は有意に容易であったが、M 群ではわずか 3.3% であった。V 群の方が挿管時間が有意に短かった(24 vs 68 秒)。患者の大多数は両群で初回試行で挿管されたが、その数は V 群の方が多かった(96.7 vs 70%)。V 群では食道挿管の症例はなかったが、M 群では 2 件(6.7%)の食道挿管があった。M 群では粘膜外傷が有意に多かった。両群ともに血行動態に有意差はなかった。

・D ブレード付き C MAC 喉頭鏡補助経鼻気管挿管は、従来のマッキントッシュ喉頭鏡の使用と比較して、より容易で、迅速で、外傷性が少ない挿管という点で優れている。

[!]:経鼻挿管の場合には、ビデオ喉頭鏡を使った方が確かに楽だろうな。

【出典】
Ease of intubation and hemodynamic responses to nasotracheal intubation using C-MAC videolaryngoscope with D blade: A comparison with use of traditional Macintosh laryngoscope
J Anaesthesiol Clin Pharmacol 2018;34:381-5

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